畑活動その後
夏から奈良町の友だちの陶芸教室で畑を借りています。
2週間九州の旅行してる間放置した私の畑。「大丈夫かなー」と2週間ぶりに恐々畑を見に行ったら…..。
うぎゃああー!!!何じゃこりゃあ!!!
私のいないうちにめっちゃデカくなってました。ああ、野菜は私が「育てる」のではなく、環境さえ整えば勝手に「育つ」んだな、としみじみ感じました。でも、念願の食べる庭が少し実現したかな。
植物ある暮らしがしたくて色々勉強して、薬草関係、薬膳料理の資格を一杯一杯取ったんですが、それが仕事に結びつくイメージが全くなく悩んでいました。ぶっちゃけ、ハーブを使った商品開発をしたり、薬膳料理のメニュー開発をして人からお金をもらう自信なんて全く無いんですね。自分よりそれに長けた人間なんて山ほどいるのですから。
でも、こうやって育てたハーブや野菜を近所にお裾分けしてたら、仕事にする云々はどうでも良くなりました。
私は畑で出来た作物を商品として加工したり調理するのが好きなんじゃなく、畑を耕して土から作物を育てるのが好きな農民タイプだったんだという気づき。それが証拠に、1番好きな食べ方は、畑に水撒きながらその場で葉っぱをちぎって食べる事なんですから。
自称、自分の庭を「サラダバー」と呼んでいます!無計画に色んな場所に色んな種類の植物を実験的に植えているので、多様性しかありません!
私の作ったハーブや野菜をもらってくれて喜んでくれるだけで貨幣経済が介入する必要はないんだな、と今は思っています。なので、皆さん、収穫したら持って行くので是非食べたり、飾ったり、加工したりして下さいね。
いつか奈良町の松山農園に知人を呼んでみたいなあ。
地主さんは陶芸教室の先生なので、陶芸体験もしたら、土に一杯触れられますよ。
自分が自信を持って人からお金を取れる仕事は教育の世界での仕事です。だから畑はただの趣味と言ってしまえばそれまでなのですが、いいもの作りたい思いは変わらないので、日々爪の中まで真っ黒になりながら、畑と向き合っています。