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三朝温泉混浴露天風呂

今日訪れた三朝温泉はとにかく超ディープな空間でした。

元日に倉吉駅から1時間に一本のバスに揺られて約20分ほどで三朝温泉街に到着です。

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政治的に、文化的に色んな角度から他の温泉街にはないものが垣間見たのですが、外から丸見えの混浴露天風呂!!これは強烈でした。

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橋の下に流れる川も寒々しいです。

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この日は大晦日からの大雪で、歩道の除雪も追いついておらず、道路も凍結を防ぐための水がひっきりなしに出ていて、靴が水浸しになり、すっかり足先が冷えてしまいました。

雪道を歩いて冷えた体を温めたかったのですが、入る勇気が出ず突っ立ってきたら、隣の若いお兄ちゃんが潔くスッポンポンになって露天風呂に入って行きました。

係のおじいさんが、「お姉ちゃんも入っていきなよ。」と言ってくれるのに勇気が出ない臆病なワタシ・・・。あと10年若ければ入ってたかな???

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新年早々、どこの誰だかわかんない若いお兄ちゃんの全裸を見てしまって、吉田兼好なら「あやしうこそものぐるほしけれ」、清少納言なら「いとをかし」、紫式部なら「もののあはれ」と言うでしょうか。

徒然なるままに、お兄ちゃんの全裸見ゆ。いとあはれなり。

とにかく勇気あるお兄ちゃんに心から拍手を送ります。

その後、何とかちゃんとお風呂に入りたいと思って、旅館の温泉利用を試みるも元日は日帰り入浴を受け付けていない温泉がほとんどで・・・。

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ディープな通りを歩いて歩いて・・・

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強烈というか形容しがたいな看板が。

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雪道を歩いてや〜っと見つけた小さな公衆浴場「株湯」はドライヤーがないという悲劇でした!頭が洗えない〜。せめて冷えた身体だけでもお湯に浸かって温まりました。お湯は結構熱めかも。

サンライズでシャワーを浴びてなかったので、髪をさっぱりさせたい一心で雪みちを足元濡らしながら歩いてきたのに落胆し、しかも靴を履いたらまた足元から冷えるという悲劇に襲われながら、もと来た道を引き返しました。

何とか旅館のお風呂に入りたかったのですが、観光案内所の人に聞いたら、ドライヤーは感染予防のため、宿泊客にしか貸し出してないと言われ、「マジか!?」とキレそうになりながら倉吉のお宿に向かいました。

三朝温泉は季節を変えてリベンジしないといけないかもしれませんね!

三朝温泉は飲める温泉としても有名です。今回彷徨ってる途中で、ちゃっかり飲んできました。ほんのり塩味で美味しかったです。草津温泉の強烈な酸味とは全然違って、こちらは飲み物として美味しくいただけました。

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お湯は熱々。こんな美味しい温泉なら毎日飲みたいな。

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