談山神社へ
奈良の紅葉がまさに見頃の11月21日。前から行ってみたかった談山神社へお出かけしてきました!!
この日は、桜井駅南口からのバスも二台体制でした。談山神社に行った後も別の場所で紅葉狩りを楽しみたいと思っていたので、この日はあさイチの8時台のバスに乗ったのですが、結構な人!
バスに揺られ終点まで。山道を約25分、飛鳥の東方、多武峰(とうのみね)の山に佇む談山神社に到着です。
談山神社まではバス停から徒歩五分ほど。道中の色づいた紅葉がお迎えして暮れています。
談山神社は大化の改新の談合の地として有名ですね。飛鳥、法興寺で行われた蹴鞠会で出会った中大兄皇子(のちの天智天皇)と中臣鎌足(のちの藤原鎌足)とが、藤の花の盛りの頃談山神社の本殿の裏山で極秘の談合をしたそうです。「談山神社」の由来は「談(かたら)い山」なんだとか。この神社には鎌足公が祀られいます。毎年4月29日と11月3日にはけまり祭りが行われます。
そして、縁結びの神社として秋には紅葉の名所としても有名です。3000本ものカエデに圧巻されます。
鳥居をくぐって本殿に向かいます。境内はどこをみても艶やかな紅葉が今を盛りに照り輝いています。
談山神社は「関西の日光」と呼ばれているとか。
紅葉が見頃の時期にはライトアップも行われるそうで、今度はそれも見てみたいなあ!
紅葉以外の紅葉も見事なんです。
半日くらいこの美しい景色に包まれていたいです。そして出来れば人の少ない平日に来てみたいもんだなあ、なんて贅沢なことを考えたり・・・。
そうそう、談山神社の見所は沢山ありますが、外せないのが十三重塔。十三重塔は談山神社のシンボル的存在ですね。
藤原鎌足の追福のために長男定慧と次男不比等が678年に建立した塔で、現存の塔は室町時代(1532年)に再建されました。木造十三重の塔としては世界唯一のものなんだそうです。屋根は瓦葺きで、高さは17メートルの塔。
想像以上に見所満載であっという間に帰りのバスの時間になりました。後ろ髪を引かれる思いで、談山神社を後にして、次なる紅葉スポットに赴くのでした。