幻覚の和の心は自己成長の障壁になる

皆様をわたし共でしかできないお迎え方を致します。
それは日本語では、たった一言で表現することができます。

「おもてなし」

2013年9日8日
IOC総会で滝川クリステルさんが行ったスピーチ。

6年以上前の出来事ですが、記憶に新しいと感じる方は多いのではないでしょうか。

今回は「日本の良き伝統 × 成長」
を紐付けた考察の記事を作成しました。

⚫日本の古き良き伝統「おもてなし」

「おもてなし文化」
これは間違いなく日本が世界に誇る文化だと思います。

しかし、「おもてなし」の精神や意味を正しく理解されていない方が多いのかなと感じる場面も多々あります。

そこに"自己成長を阻む要素"が隠されているのでは?と思い考察してみました。

⚫そもそも「おもてなし」とは何か。

・敬意を持って接すること
・対価を求めない自発的な行為
・さり気ない気配り、心配り
・和を以て貴しと為す


「和を以て貴しと為す」とは、
聖徳太子の十七条憲法の第一条に記されている言葉です。


これぞ「おもてなし」ですね。
日本の和の心を見事に象徴している言葉だと思います。

⚫過度な気遣いと混同させてはいけない

「おもてなし」と「過度な気遣い」はニュアンスが近いように感じますが、完全に似て非なるものです。

では、過度な気遣いとは何なのか。

・相手に対して過剰、過干渉になる
・好意の押し付け
・親切心の押し売り

比較すると全く違うことに気付くことができるかと思います。

⚫気を遣いすぎることのデメリット

1.鬱陶しい、余計なお世話と思われる
2.相手が頼り甲斐が無いと思い込んでしまう
3.ゴマすりをされた気分になる(人によりけり)
4.知らず知らずのうちに疲弊する

順を追って説明します。

1.鬱陶しい、余計なお世話と思われる

いきなりですが、テレビショッピングのPRを思い返しみてください。
過剰に誇張された商品PRを耳にすると、うんざりした気分になることはありませんか?

それと同じです。
人間は"過剰な表現"に拒否反応を起こします。

結果、「鬱陶しい、余計なお世話」と思われてしまいます。

2.相手が頼り甲斐が無いと思い込んでしまう

「こんなに気を遣われる俺って...。」
「まだまだ頼りにされてないのかな私...。」

言い換えれば「甲斐性がない」とも取れます。
それ良しとする人はいないですよね。

本人のプライドやモチベーションが損なわれ、終いには仕事効率、成長にも悪影響を及ぼし兼ねません。

3.いわゆる「ゴマすり」された気分になる

これは人によって分かれるかと思いますが、あえてデメリットに挙げさせていただきました。

高い志を持った人が"ゴマすり"をされると嫌悪感に繋がります。

また、"ゴマすり"を良しとする人がいたとしても好意的に受けとるのは本人のみで、周りは決して良しとはしません。

4.知らず知らずのうちに疲弊する

なぜ気を遣いすぎてしまうのか。

その本質は、
周りの目が気になってしまうことから働く防衛本能。

気を遣いすぎてしまっているあなた。
本音は「こんな自分が嫌だ」と思っているのではないでしょうか?

⚫気を遣いすぎる人から卒業しよう

気を遣いすぎる人は自己成長を阻むどころか、
周りに悪い影響を与えてしまう恐れもあります。

自分のためにも、周りのためにも記事を読んだ今、この瞬間から変わる決意をしてみてはいかがでしょうか。

----------------------------------------------------------------------------

コラム記事作成をメインに活動中の
Webライター「まろ」です。

お仕事の依頼はこちらまで

maro_marorz@yahoo.co.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?