クソみたいな人生を歩んでいた私がモデルとスパイの二足のわらじで自由を手に入れた『ANNA/アナ』
【基本情報】
原題:ANИA
製作年:2019年
製作国:フランス・アメリカ合作
配給:キノフィルムズ
【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:31/61
⠀ 興奮🤩:★★★★☆
スリル😱:★★★☆☆
⠀ 美貌💎:★★★★☆
【どんな映画?】
いわゆるスパイモノではあるんですが、コロナ明けでこれぞ映画館で観るべし!って映画です。
クソみたいな男に捕まってクソみたいな生活を送っていたアナ(サッシャ・ルス)がひょんなことからKGBに拾われ、人をバンバン殺しまくっていくというわかりやすいストーリーです。
【感想】
時間軸が行ったり来たりするので、ちょっとばかしわかりづらい感は否めないのですが、思わずため息が出るほどの主人公の美貌と、彼女が織り成す爽快なアクション、さらに、KGBにいながらCIAの配下に置かれるというスリリングな展開は見ごたえアリだと思います。
特に、アナ役を演じているサッシャ・ルスの美しさがとんでもなくて。
ロシアのスーパーモデルらしく、白い肌に綺麗なブロンド、そして身長178cmに長い手足をお持ちなので、何やっても画になるんです。同じ人間でごめんなさいって何度も思いました(笑)
あと、『007』もそうなんですが、セックスシーンが猟奇的すぎてちょっと笑ってしまいます(笑)以前に、妻夫木聡と夏帆が出てる『Red』を観たときも「お互いを食うようなセックスをするなあ」と思ったんですが、それを超えるほどの激しさですね。
「あれ、ここサバンナかな?」
「メスライオンがシマウマ食べてるのかな?」
って勢いの食らいつくようなセックスは、もはや性欲よりも食欲のためにやっているかのようでした(笑)
いつ死ぬかわからない分、求めてしまうんですかね。
他にも、原則ヘッドショットだったり、ダメージを受けてもすぐに体勢を立て直せるぐらいタフっていうのも、スパイには共通している要素だなと感じました。それに加えて、多言語の習得、ITの知識、咄嗟の判断力などなど、つくづく自分にスパイは無理だと思わせられますね(笑)
さて、この映画を観ていろいろ思い出したのですが、2017年には『アトミック・ブロンド』、2018年には『レッド・スパロー』、今年の11月には『ブラック・ウィドウ』、また、『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフで女スパイの映画も始動という話があるので、戦う女スパイってブームなんでしょうか。
いや、もう大好きですよ、戦う美女。
もちろん男性でもかっこいいんですが、女性はイメージとして鍛え抜かれた体にしなやかさと繊細さが加わったイメージがあるので、男性とは違ったかっこよさを感じるんですよね。
戦う美女が好きな人はぜひこの映画観てください。