日本のアニメやRPGがそのまま実写になったような『移動都市/モータル・エンジン』
2019年公開映画33本中8位。
これは、、、俺の"好き"が詰まっている映画だった。。。
その点においてはすごく、すごくよかった。。。
移動都市ロンドンの指揮者である
サディアス・ヴァレンタイン(ヒューゴ・ウィーヴィング)
の野望を打ち砕くSFアクション映画なんだけど、
とにかく世界観がドストライク過ぎであった。
スチームパンク的な感じなんだけど、
『天空の城ラピュタ』や
『ファイナルファンタジーⅥ』、『Ⅸ』、『Ⅻ』
がそのまま実写になったような感じがして、
控えめに言って最高でした。
移動都市ってぐらいなので、街に車輪や足がついてて動き回るのだけど、
それも『ハウルの動く城』や
『ファイナルファンタジーⅥ』のフィガロ城、
『ロマンシング サガ3』のバンガードなんかを彷彿とさせるから、
原作者、そこらへんに影響受けたのかなと思うほど。
さらに、地上戦だけでなく空中戦までド派手に繰り広げられて、
ハイクオリティなCGで描かれる戦闘シーンはマジで圧巻。
特に空中戦はたくさんの飛空艇が映るので、
まるでFFのイベントシーンを見ているかのようだった。
ただ、唐突にいろんなキャラクターが出てくるし、
目的や設定も明確にされないまま話がどんどん進んで行くので、
若干、観客が置いてけぼりになる感じは否めない。
どうして世界は荒廃しているの?とか。
移動都市ロンドンの階級はどうして生まれたの?とか。
シュライクって誰が作ったの?とか。
ジヘって何者?とか。
でもそんなの通り越して、
日本のアニメやRPGが好きな人なら楽しめると思う!
しかし、キャストがあんなに多国籍なのに、
相変わらず日本人はいないんだな(笑)