アニメにぴったりな設定の『神と共に 第二章:因と縁』
2019年公開映画104本中25位。
軽い気持ちで見に行って大当たりすぎた前作から早1ヶ月。
怒涛の続編です。
今回は、前作で主人公を冥界に導いた3人の使者の過去がメイン。
実は1000年前に悲しい運命により命を落とすという共通点があったのだ。
まあ、3人のうち2人は人間の頃の記憶がないのだけれど、
並行して進む、現世でのやり取りにおいてその事実を知ることになるんだ。
現世では、とあるじいさんと孫と、
それを見守る冥界の神様が織り成す感動ストーリーがあるんだけど、
その冥界の神様がなんと、1000年前に上記の3人が死んだときに、
冥界へと導いた使者だったというね。
冥界の話と、現世の話、2つの流れがあって、
ちょいちょい絡み合うっていう憎い構成なのが、
この映画のいいところ。
そして、何と言っても壮大さが素晴らしい。
1000年前から繋がりがあって、輪廻転生して、
1000年後もまたいっしょに行動しているっていう。
『セーラームーン』かよって。
プリンセス・セレニティからの月野うさぎかよって。
プリンス・エンディミオンからの千葉衛かよって。
そう、だから、この映画、
設定的にアニメっぽいんだよね。
リメイクした方がいいと思う。
日本のアニメなら絶対面白くできるよ。
ちなみに、前作が現時点で104本中7位に対して、
今回が25位と差があるのは、
前作の方がバトルがたくさんあって中2心をくすぐられ、
母と子の絆に号泣するという、
興奮と涙のバランスが自分好みだっというだけです(笑)