予告詐欺感が否めない『天才作家の妻-40年目の真実-』
2019年公開映画12本中7位。
『十二人の死にたい子どもたち』同様、予告詐欺感があるんだよなー。
話としては、ノーベル文学賞を受賞した天才作家が、
実は妻が書いているんじゃないかという疑いをかけられるというもの。
でもその真相を暴いていくサスペンスではない。
どちらかといえばヒューマンドラマです(笑)
タイトルの通り、夫よりも妻に焦点が当たっている。
自分も作家になりたかったけど諦めた過去を前提として、
人としての夫と作家としての夫に対する想いなどがあり、
妻はかなり複雑な心境だったのだろう。
この映画を見て思ったので、
アイディアを出せる人と、それを組み立てられる人は別モノだということ。
どちらもひとりで出来るに越したことはないけど、
パートナーしかり組織しかり、その両方がいるといいよね、
なんて考えたり。
「作家は呼吸するように書くべきである」みたいなセリフがあったけど、
個人的にはそれが一番印象的だったな。
自分はそこまでできないから。。。
(映画は呼吸するように見てるけどw)