笑いあり涙ありで想像以上に面白かった『スパイダーマン:スパイダーバース』
2019年公開映画37本中2位!
予想していたよりもずっと面白かったし、
終わった後拍手が出るぐらいには、会場も盛り上がってた!!
ウィルソン・フィスクが行ったとある実験により、
違う次元から集まったスパイダーマンたちが、
自分たちの次元に戻るために所狭しと駆け巡る
スパイディーてんこ盛りムービー!!
『アベンジャーズ』に繋がるMCU
(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは別物なので、
最初に予告見たときは「なんだかなあ」と思って、
見てもいないのにちょっと食わず嫌い感あったんだけど、
実際見たらすごくよかったよ!!
笑えるシーンが多く、ちょいちょい泣いちゃうところもあって、
そのバランスがよかったんだ。
笑いは、まあアメリカ人ノリだから、
会場内の日本人はクスっと笑って、
隣の外人がけっこう大笑いしていたけど(笑)
あと、あのアニメーションがすごく新鮮だったんだよね。
ピクサーの3D感がありつつ、2Dのコミックの要素が融合していて、
新しい映像表現を体験できた。
アニメならではのスピード感やカメラワークは、
軽快なスパイディーとの相性抜群で、
これはマーベルヒーローの中でもスパイダーマンならではだなと感じた。
僕はIMAX3Dで見たけど、4DXでもいいと思う!
あのプレステ4の『スパイダーマン』で遊んでいるような感覚にもなる。(ただ、今回の映画、最初の10秒作るのに1年かかってるらしい。。。)
なので、映画の中身に関しては大満足なんだけど、
キャッチコピーの「運命を受け入れろ」ってのは違和感あって。
むしろ抗っているように見えたからな。。。
僕の理解不足ってこともありうるけど。。。
日本での予告はもっぱら吹き替え版ばかりで、
そっちもよさそうな感じはしたんだけど、
基本、洋画は字幕版しか見ないので、今回もそうしたんだけど、
ニコラス・ケイジやクリス・パイン、オスカー・アイザックなど、
俳優陣も豪華なので、それだけでもちょっと興奮するよね。
毎度おなじみの"あの方"もちゃんと出ていたし。
異次元とか並行世界とか、
日本のアニメにありそうな設定だから、
今回の映画も日本が作ったのかと思ったんだけど、アメリカ産なんだよね。
もともとマーベル・コミックはマルチ・バース(多元宇宙)で、
同じキャラクターでも異次元では違う姿で存在しているという設定のよう。
今回の映画も原作に『スパイダーバース』ってのがあって、
そこには100人を超えるスパイダーマンが出ているとか。
マーベルの原作読みたいんだけど、
設定がいろいろありすぎて、
どれから手を付けていいのかまったくわからない。
日本のコミックみたいにひとつの物語のみにして欲しいわ(笑)
この映画を見て、改めて思ったけど、
やっぱり僕はマーベルヒーローの中では
スパイダーマンが一番好きかもしれない。
高校生のときに見た
トビー・マグワイア版の『スパイダーマン』がすごく好きだった
っていうのもあるけど、
身体能力が一番高そうなのと、ノリがよさそうなところが好きだ。
キャプテン・アメリカも好きだったんだけど、
性格が堅そうな気がして。。。
でもそう思わせておいて、最愛の人の姪とチューするぐらいには、
モラルもへったくれもないところがあるから、ちょっと信用できない(笑)