キャスト負けしてた『メン・イン・ブラック:インターナショナル』

2019年公開映画87本中56位。

地球を守るために、MIBがエイリアンの野望を阻止するという、
よくも悪くも1作目から変わっていない展開でした。

1作目の公開が1997年だったから、実に22年。
その間に、多くのSF、アクション、スーパーヒーロー映画が作られてきた。
その中で見てしまうと、「なんで続編作ったんだろう」
って思っちゃうぐらいには、正直あんまり刺されなかったな。

幼い頃に宇宙人と出会って以来、
ずっと憧れていたテッサ・トンプソンが、
自力でMIBを見つけ出し、
ひょんなことから、エースエージェントのクリス・ヘムズワースと組み、
ミッションに当たるという内容は悪くないし、
最新のCG技術による映像は見栄えもよかったのだけれど、
いかんせん、敵の目的がちょっと弱いかなっていうのと、
戦闘シーンがね、派手な銃をぶっ放すだけだったので、
今のこの時代でいうと、地味というか、
あんまり見ごたえはないかなあという印象。

特に、今回の主演2人は、
『マイティ・ソー バトルロイヤル』、
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
の2作で共演しているので、
マーベル好きの身からしたら、期待しちゃった分、
中身がそれに追いついていなくて残念でした。

ただ、そのソーのパロディがあったのは、唯一の救い(笑)
なんだけど、予告で見た該当シーンの字幕が
ウィットに富んでてよかったのに、
本編では何の変哲もない字幕に変わっててがっかりでした。

そんなわけで映画の内容はちょっと期待外れなんだけど、
クリス・ヘムズワースの黒スーツ姿はすごくかっこよかった。
もともと身長190cmもある上に、
今回はソーでつけた筋肉を落としたそうで、かなり絞ってきてから、
スラッとシュッとしてて、スーツ映えしまくりでした。

あんな似合い方、あと3回死んでも無理だわ。。。(笑)

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