邦画のVFXが無に帰すぐらいの映像美『アリータ:バトル・エンジェル』

2019年公開映画27本中4位。

もうね、ため息が出るぐらい、映像がすごかったよ。。。
邦画のVFXが無に帰すんじゃないかってぐらい。
本当に、ハリウッドってこういう映画、実写でしっかり仕上げてくるよね。
日本だったらほとんどアニメだけど。
その違いがどこから来るのかは興味あるな。

さて、この映画、
鉄クズの山に捨てられたアリータが
兵器として覚醒するまでの話なんだけど、
とにかくアリータのCGがすごい。
肌の質感、髪の動き、涙の出方、生身の役者と触れ合うところなど、
どうやったらそんなんできるん??ってぐらいすごい。

そのすごさはアリータだけじゃなくて、
体の一部が機械化している他のキャラクターをはじめ、
あのサイバーパンク寄りな世界観や街並みまで、
丁寧に作り込まれていて、好きな人はすごくハマると思う。
(とはいえ、僕はこの映画をやるまで原作を知らなかったので、
 原作ファンから見たらどう映るのかはわからないけれど)

そして何と言っても白熱したバトルがとてつもなく興奮するんだ。
敵との戦闘やモーターボールの接戦など、
プレステ4でゲームやってるんじゃないかってぐらいの
スピード感と迫力が凄まじい。

ストーリー自体はシンプルなので、
そこだけで特別面白さがあるかというとそうでもないけど、
あの映像だけで十分お腹いっぱいになれるので、
エンタメ映画としては最高だと思う!
これはぜひIMAX3Dか4DXで見てもらいたい。
臨場感ハンパないから!

他のお客さんが話しているのが聞こえたけど、
原作とはけっこう違っていて、
今回映画で扱った後からさらに面白くなるようなので、
これ続編あるんじゃないのかなあ、なんて思ったり。
終わり方がすごかったので、次を期待したい。

僕も首から下をあんな体にしたいです、はい。

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