むしろ前作が再評価できる『メリー・ポピンズ リターンズ』

2019年公開映画15本中2位!

1位にするか迷ったけれど、
個人的には『クリード 炎の宿敵』の方が好きだった。

さて、前作から実に54年である。
そんな経ってるのに続編やる?!って思っちゃうほど。
でもね、よかったよ。

本当は明日からの公開だけれど、
たまたま前夜祭に行けたので、一足先に見て来ました。
俺はTOHOシネマズ新宿に行ったけれど、
六本木のTOHOシネマズには浅田真央がゲストで来ていて、
その他の会場ではライブビューイングという形。
スケートの映像見ました(なぜか2回もw)。

さて、物語は前作の20年後。
大人になったマイケルとジェーンが家庭のピンチに陥り、
そこに再びメリー・ポピンズがやってくるというもの。
再会したとき、懐かしさで感極まって泣いちゃったよね。
ただ、前作は家政婦募集のチラシを見てやってきたのに対し、
今回は割と唐突に現れたので、
そこの動機はちょっと弱いかなと感じた。

でもそんなことが気にならないぐらい、
歌に踊りに誰もが幸せになれるハッピーな作りで、
まさに夢と魔法を実現させたような映画で、
ディズニー好きにはたまらない内容だった。

特にアニメーションとの融合がすごくて。
ああいうの、やってみたいと思うわ。
実際は何もないところで演じているだろうけど(笑)

ちなみに、前作は見ておいた方がベターです。
前作のエピソードを踏襲している箇所があって、
俺はそこでも泣いてしまったのだけれど、
いいシーンなので、もし可能ならそこを見てから、
新作を見ていただけると!
(自分はたまたま昨年の夏に「午前十時の映画祭9」で見てました)

今回、この映画を見て改めて思ったのが、
1964年の前作がすごすぎるなと。
だって、当時はCGとかも全然普及していない時代なのに、
あの手この手で、魔法のシーンやアニメーションとの融合を実現していて、それでいて今日まで生きているディズニー魂を
当時から如何なく発揮されているのが、もうさすがとしか言いようがない。
そんな昔から変わらないクオリティを保ち続けているのは圧巻。

前作はかなり昔なので、
他界しているキャストもいる中、
今回ね、当時、煙突掃除のバート役および
銀行の頭取だったミスター・ドース・シニア役を演じた、
ディック・ヴァン・ダイクが唯一のカメオ出演をしていて、
個人的にはとてもうれしかった。

本当はメリー・ポピンズ役だった
ジュリー・アンドリュースにも出て欲しかったのだけれど、
「エミリーの映画にしてください」ってことで断ったのだとか。

原作はエピソードがまだあるようなので、
続編の話もあるとかないとかっていう状況らしい。

あったらいいなー!

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