キアヌもっと仕事を選んで!と思った『ブルー・ダイヤモンド』
2019年公開映画134本中115位。
いやー、これははひどいwww
「キアヌ・リーヴス、マジで仕事選ばなさすぎだろ」
と思った映画(笑)
(いや、だからこそ好感も持てるのだけど)
そりゃね、公園のベンチで一人サンドイッチを頬張るぐらい
ハリウッド・スターらしからぬ人だからね、
オファーがあれば基本何でも引き受けるのかもしれない(笑)
さて、話としては、宝石商であるキアヌ・リーヴスが、
ブルー・ダイヤモンドの取引のために、
はるばるロシアまでやって来るんだけど、
ダイヤを所持していたビジネスパートナーがまさかの音信不通。
偶然知り合った女性(アナ・ウラル)の協力もあり、
何とかダイヤを見つけ出すものの、それは精巧に作られた偽物で、
そうこうしているうちにロシアン・マフィアとの取引日が
だんだん近づいて来る、、、というもの。
取引するブツがブルー・ダイヤモンドで、
邦題も『ブルー・ダイヤモンド』っていうまんま感。
原題は“Siberia”だけど、
キアヌ・リーヴスとアナ・ウラルが出会った場所もシベリアなので、
こっちもまんま(笑)
しっかしまあ、その出会いもすごくてね。
彼女はキアヌが立ち寄ったカフェのオーナー。
キアヌが他の客と揉めて、
ぶん殴られてのびてるのを介抱するために家に連れて帰るんだ。
さすがに寝込みを襲うみたいなことはなかったけど、
翌朝には口紅なんかしちゃってメス感出しててね。
キアヌ様レベルになると、女性の方から発情しちゃって、
ベッドに誘うんですわ。
キアヌも仕事があるからルパン三世のようにすぐには応じなかったけど、
でも、割とすぐに生々しい濡れ場を披露しまくってて、
ちょっと笑ってしまった(笑)
ラストはハリウッド映画らしくドンパチしてたけど、
キアヌはただの宝石商なのに、謎に銃の扱いには慣れてて、
1対5?ぐらいの不利な戦いをがんばってました。
ただ、オチが微妙で。
最後、キアヌが生きてるか死んでるかもわからないんだ。
余韻に浸る間もなくエンド・クレジット。
もうね、低予算のB級映画感満載で、
もしかして、『ジョン・ウィック:パラベラム』と
抱き合わせ販売されたんじゃないかってぐらい。
5月に見た『レプリカズ』もそうだけど、
キアヌ・リーヴスの映画は、ちょいちょいハズレがあるよね(笑)