ビビアン・スーの美少女感が溢れていた『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
【基本情報】
製作年:2020年
製作国:日本
⠀ 配給:東宝
【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:60/94
⠀ ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
【あらすじ】
世界的な大富豪フウ家の当主レイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなった。
遺産相続で火花を散らすブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(古川雄大)、アンドリュー(白濱亜嵐)の3姉弟の前で執事トニー(柴田恭兵)が発表した相続人は、誰もその存在を知らなかった隠し子のミシェル・フウ。
ミシェル捜しが続く中、遺産を狙って「我こそはミシェル!」と世界中から詐欺師たちがランカウイ島に大集合。
もちろん、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人も、コックリ(関水渚)をミシェルに仕立て上げてフウ家に入り込むが、大騒動に巻き込まれてピンチに陥る。
果たして、フウ家当主の座は誰の手に?!
【感想】
舞台がマレーシアのランカウイ島ってことで、ものすごくリゾート感あるんですよ。行ったことありますか?(僕はないですw)
これはネットの拾い物ですが、こんなところです。ここで行われる騙し合いバトル、ザ・夏映画って感じがしました。
しかも、ドラマシリーズや前作映画からもたくさんゲストが出てるので、過去作を観てる人はより一層楽しめるだろうなって思います。
ただ、、、これは完全に個人の好みの話なんですが、実はこのシリーズ、
僕はドラマのときからあんまりハマらなくて。。。つまらないってわけじゃないんですけど、何か違うな~って思ってたんですよね。
理由を考えてみたんですが、おそらくキャラに寄りすぎてるからかなーって思いました。
若い頃のロバート・レッドフォードとポール・ニューマンがかっこよすぎて。もっとストーリーが濃厚な方が見応えある映画になると思うんですよ。緻密な心理戦だったり、テンポのよさだったり。それで言うと、1973年の『スティング』って映画はオススメです。若い頃のロバート・レッドフォードとポール・ニューマンがかっこよすぎて。
で、『コンフィデンスマンJP』はストーリーよりもキャラ寄りになっていて、特にダー子あっての物語だと思うんですよね。だから、彼女のキャラクターがハマらないとなかなか物語に入り込みづらいなーって。僕はやや鬱陶しさを感じてしまって。。。(笑)そのせいか笑いのツボもちょっと違うんですよ。なので、みんな笑ってても僕はそこまで笑えなかったり。
とはいえ、長澤まさみ自体は女優さんとして昔から好きなんですよ。『世界の中心で、愛をさけぶ』を観てからファンです。今回、制服を着るシーンがあるんですが、それを観たとき「『セカチュー』再び!」って思うぐらいにはかわいさが爆発してました。
でも、それ以上にびっくりなのがビビアン・スー。もう20年以上も前になるので若い子とかは知らないかもしれませんが、ブラックビスケッツやってたときから時が止まってる、、、いや、むしろそのときよりもかわいくなってない?!ってぐらい美少女感が溢れていて、もはや時を戻すとか止めるとかそんなレベルじゃなく、時をブラッシュアップしたように見えました。これは一見の価値あるなと。
他にも数多くのキャストが出ていて、これだけ数が多いのによくひとつの作品にまとめられるなと感心するほどなんですが、デヴィ夫人とGACKTが出てるのが一番ツボでした(笑)
コメディなので友達やカップルで観るにはオススメですね~。