セレブ撮影ってガチャだよねと改めて思った「東京コミコン2024」
こんにちは。いつもは映画の感想を書いているのですが、備忘録として書き残しておきたいことがあったので、2024年12月6日(金)と12月7日(土)に参加した「東京コミコン2024」について書こうと思います。ちなみに、初めて参加した「東京コミコン2022」での苦い思い出はコチラに書いてあります(笑)あ、昨年「東京コミコン2023」にも参加してますが、特にnoteに書き残しておくようなことはなかったので何も書きませんでした(笑)
<コミコンって何?>
以前書いた記事の流用となりますが、コミコンとは「コミック・ブック・コンベンション」の略で、元々はコミック・ブック、いわゆる漫画に焦点を当てたイベントでした。これ自体は一般名詞というか、どれか特定のイベントを指した言葉ではありません。今やコミコンとはいってもその扱い範疇は広く、特にアメリカのSF映画やスーパーヒーロー映画の祭典のような色を帯びており、アメリカのカリフォルニア州のサンディエゴで行われているサンディエゴ・コミコン・インターナショナルが規模も大きくて有名ですね。
<醍醐味はハリウッドスターと会えること>
そんなコミコンでは、コスプレありーの、映画に関する展示物ありーの、様々なグッズの販売がありーので、映画(特に洋画)好きにはたまらないイベントになっていますが、個人的に一番の醍醐味は憧れのハリウッドスターに会えることだと思っています。
入場料とは別にお金を払ってチケットさえ購入すれば誰でもハリウッドスター(東京コミコンでは"セレブ"と呼んでいます)と写真を撮ったり、サインをもらえたりします。価格は人によってマチマチですが(今回のチケット料金はコチラ)、マッツ・ミケルセンやジュード・ロウ、ベネディクト・カンバーバッチなどの人気俳優ともなると大体3万円ぐらいでしょうか。撮影1枚につき3万円なので、複数回撮る人はそれだけお金がかかりますし、撮影とサインは別料金なので両方1回ずつやると6万円はします。これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、日本にいては絶対に会えない憧れのスターと会えるなら個人的には高くないのかなと思っています。ちなみに、過去の開催分も含めて撮影のみ料金一覧表を作成しましたのでご査収ください(高い順に並んでいます)。
<今回撮影したセレブたち①:マッツ・ミケルセン&ジュード・ロウ>
今回僕が撮影したセレブたちとそのときの様子について書き記しておこうと思います。
今回はまず初日に、マッツ・ミケルセンとジュード・ロウとのダブルショットからです。この2人は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)にて、グリンデルバルドとダンブルドアをそれぞれ演じていますね。かつては愛し合った2人に挟まれるという意義深い構図に加え、2人とも世界屈指のイケオジってことで、「こりゃ自分も挟まれたらオセロのようにイケオジになれるのでは」と思って行ってきましたよ。
いやもうね、至高かって。同じ人類かって。結果、挟まれた自分のちんちくりんさが際立ち、もはや捕えられたドビーやゴラムのよう。自分を含めてまわりの人がじゃがいもにしか見えなくなりました(笑)ゼニガメからリザードンになれないように、そもそもイケメンじゃない人は本当のイケオジには進化できないという自然の摂理をまざまざと見せつけられましたね。
ただ、撮影自体は史上最速レベルのベルトコンベア方式で、尺はひとり体感3秒ないぐらい。前の人の撮影が終わったら、スタッフの合図(ひとりなら「One!」、ふたりなら「Two!」と叫んで前に出されます)と共にマッツとジュードの元に行くんですが、2人が何やら話してるんですよね。なので、"Hello"の挨拶もできず、目を合わせることもできませんでした。。。撮影自体はスムーズに行ったものの、去り際にギリギリ"Thank you"と言えたぐらいです。僕はセレブが疲れていないうちにと初日の初回を選んだんですが、これがあまりよくなかったかもしれません。まだルールが定まっていないというか、いろいろ試しながら撮影していた可能性もあるので。まあ、2人のコンディション関係なしに、スタッフがどんどん人を入れるのにも問題ないとは言えませんが。。。限られた時間内で全員を捌くためには致し方ない部分もあるとは思うものの、もう少しゆとりが欲しいところですね。
そんな超速ベルトコンベアでしたが、本来は禁止されているポーズ指定がある程度許容されているのは、Xで他の方の投稿を見ていると全体的な好感度は例年よりよかったみたいです。僕は人生で最初で最後の写真になるかもしれないので、ネタに走らずオーソドックスなポーズでしか撮影しませんでしたが、同じセレブで2回目以降となるときは何かしらポーズしてみたいです。
他の方の投稿を引用させていただきます。
↑この2人の場合は定型ポーズが多く、これはよく見るダブルハート。
↑指ハートも多かったです。
↑これよくポーズ指定できましたね(笑)
<今回撮影したセレブたち②:ベネディクト・カンバーバッチ>
続いて初日の2発目は、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチと撮りました。スタッフとの会話で爆笑していて終始ご機嫌の様子でしたね。これで自分もマルチバースへの切符を手にできたものの、やはり超速ベルトコンベアな撮影で挨拶ぐらいしかできませんでした。ちなみに、特典としてカンバーバッチの缶バッジをもらいました(笑)
ベネディクト・カンバーバッチに関しては、かなりいろんなポージングで撮影されている方々がいらっしゃいましたね。そもそもポーズ指定は禁止というのが原則なのですが、結局はセレブ次第なので本人がよければいいんです。が、あの超速ベルトコンベアな流れでそれをお願いするにはある程度の慣れも必要かもしれません。
他の方の投稿を引用させていただきます。
↑こんなことまでしてくれるなんてファンサが神すぎますね(笑)
↑キュートなポーズも似合ってしまうベネ様。
↑この方が一番驚きです。投稿を遡るといろんなポーズで撮られていて、一体どうやってやってるんだって思いましたが、どうやら相当なベネディクトファンで世界中に会いに行っている様子。今回もベネディクトだけで100万円近くいっているんじゃないかってぐらいチケット買っていたので、本人に認知されている可能性ありそうです(笑)
<今回撮影したセレブたち③:ジェイソン・モモア>
2日目にお会いしたのは、アクアマン役のジェイソン・モモアです。いやもうデカすぎだろって!これがスーパーヒーロー映画で主役を務める男の姿かと。かっこよすぎでした。。。自分との体格差がまるで実写版ブロリーとデンデのようですね(笑)
こちらは撮影自体は先の2つと比べると気持ち少しゆとりあった印象です。“I'm glad to see you”ぐらいは言えたので(僕が撮影に慣れて心に余裕があったからかもしれませんが)。去り際に"Thank you so much !"と伝えたら、渋い声で"Thank you !"と返してくれたのがうれしかったです。
他の方の投稿を引用させていただきます。
↑映画のワンシーンのような構図がいいですね。
↑ファンによる自作のオリジナルTシャツを気に入ってくれると、こうやってセレブ自らのスマホで自撮りしてくれることも!僕のTシャツも自分でプリントしていますが、ただの公式画像なので特に何も言われません(笑)
↑ジェイソン・モモアはハリコンでセルフィーチケットが売られており、これはファン自身のスマホをセレブに渡して数枚撮ってくれるというもの。カメラマンが撮ってくれるものとは違った感慨深さがありますね。
<今後気をつけたいこと>
僕は「東京コミコン2022」から参加し、セレブとの撮影も今回が3回目でしたが、なかなか慣れませんね。というのも、総じて「ガチャ」なんですよ。年々ベルトコンベア撮影のスピードが上がってゆとりがなく、挨拶もギリギリです。そんな中、ポーズ指定禁止としながらも、上記のようにいろんなポーズに応じてくれているのも事実。まあ、ここはセレブ次第なので致し方ない部分もあるんですが、セレブも人間なので機嫌や体調もあるでしょうし、まわりのスタッフに急かされたり急かされなかったりってのもあるので、けっこう不可抗力が大きいんですよね。あと、初日の初回だとルールや段取りが決まっていないのかセレブやスタッフ含めて探り探りの部分もあるので、もしかしたら初日の2回目以降の方がいいのかなあなんて。まあ、後になればなるほどセレブたちが疲れてしまったり、ルールが厳格化してポーズ指定が一切できなくなってしまう可能性もあるので、何が正解かはいまだにわかりませんが。。。なお、ダブルショットはインパクトありますけど、セレブ同士でおしゃべりしていると声掛けしづらいというのも留意すべき点ですかね。
そんな中でも挨拶だけはしっかりしたいと思います。会ったときは"Nice to meet you"や"I‘m glad to see you"など。せめて"Hi"だけでも言いたいところです。で、終わったら"Thank you"。緊張したり、あまりのベルトコンベアっぷりに圧倒されて何も言えなくなってしまうこともありますが、そこは人と人とのやり取りとして意識したいなと思います。正直なところ、もう少しチケットの数を減らして、ひとりあたりに割く時間を増やしてほしいところではあるんですけどね。せっかく高いお金を払って来ているので、もう少し人権が欲しいと言いますか。せめてあと5秒でもあれば挨拶に加えてもう一言ぐらい伝えられそうなんですけど。
でも、今年は先にも書いたようにポーズ指定が緩和されていたことやスタッフの対応が例年よりもよかったこと、そして撮影やサインの待機列が屋内になっていたことなど、今までにないぐらい快適なオペレーションだったのも事実なのでそこはよかったですね。また、山Pがゲストで来たり、ステージイベントに西川貴教が来たり、斎藤工がコスプレしたりと、日本側のメンバーも豪華でした。来年の開催も決定しましたし、今からまたコミコン貯金始めますかね(笑)
参加された方を始め、運営の方々やセレブの方々などお疲れ様でした。とてもいい体験ができました。来年もよろしくお願いいたします。