『キングダム』を超えた『パドマーワト 女神の誕生』

2019年公開映画85本中23位。

『キングダム』を超えた『キングダム』を、
さらにもうひとつ超えた『キングダム』でした、この映画。
これが、、、インドの本気だというのか。。。

野心溢れる王アラーウッディーンが、
絶世の美女とされる他国の王妃である
パドマーワティを奪うために戦争を仕掛けるも、
そこにはパドマーワティの並々ならぬ覚悟があった、
という話。
シンプルだよね。
だからこそ、わかりやすくていいんだけど。

設定こそ違うものの、
自らの野心を実現させようとする王の存在と、
おびただしい数の兵士で構成された軍隊による戦闘は、
まさに『キングダム』に通ずるところがあるなと思った。

だけど、あの映画以上にキャラクターの内面がはっきりしていて、
行動ひとつひとつが、彼らの性格をよく表しているし、
悪役ながらアラーウッディーンによる軍の士気を保つための工夫など、
『キングダム』の魅力であろうと思うことが見事に詰め込まれていた。

でも、個人的に一番のポイントだと感じたのはそこではない。
これはもうインド映画ならではなんだけど、
歌と踊りがハンパないんだよね。
ディズニーの『アラジン』を凌駕するレベルだった。

特に踊りがすごすぎる。。。
ものすごい人数がいるのに、
あんなに速いテンポの踊りをピッタリ合わせてくるんだよね。
しかも振りのひとつひとつが力強い。
あまりの迫力に圧倒されるわ。。。

ラストも、
パドマーワティの意志と覚悟の強さがよくわかる終わり方で、
とても身に染みる映画でした。

で、そのパドワーマティを演じたディーピカー・パードゥコーン
って女優さんがメッチャ綺麗で。
身長も174cmでスタイル抜群なんだけど、
この人に限らず、インド人の女優さんって美人だと思うわ。
(ただ、この映画だと、
 彼女の眉毛が少しつながっているようにも見えるw)

インド映画って、過去見た映画どれも面白かったから、
今後もけっこう期待しちゃうわ。
ハリウッドにはない魅力があるよね。

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