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まさに二郎系映画!!『サーホー』
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:11/56
興奮🤩:★★★★☆
衝撃😳:★★★★☆
二郎🍜:★★★★☆
コロナ明けたらみんなに観ていただきたいです。これはやばいから!まるでラーメン二郎だったから!二郎系映画爆誕の瞬間をぜひ見届けてください。
【どんな映画?】
本作は、『バーフバリ』で一気に名を広めたプラバース主演のクライムアクションムービーです(ちなみに、彼の本名はヴェンカタ・サティヤナーラーナヤ・プラバース・ラージュ・ウッパラパーティという、『ベルばら』のオスカルもびっくりなほど長い名前www)。
潜入捜査官のアショーク(プラバース)が美人相棒のアムリタ(シュラッダー・カプール)と共に300億円強奪事件を追っていくうちに、その裏に潜む巨大な陰謀に巻き込まれていくというもの。
インド映画としてはめずらしく、ハリウッドっぽい感じの映画です。
【感想】
冒頭に書いた通り、"二郎"です。
どういうことかと言うと、インド映画らしく尺は169分と長めな上に、とにかくいろんなハリウッド映画の要素がてんこ盛りすぎて、マシマシな状況なんです。それが、二郎系映画と呼んじゃう所以。
『ワイルド・スピード』、『トランスフォーマー 』、『マッドマックス』、『ターミネーター』、『アイアンマン』、『ワンダーウーマン』、そして『バーフバリ』と、それらを全部足して7で割ったぐらいの盛り感なんですよ。
そのハリウッド並みの銃撃戦とカーチェイス、肉弾戦の連続を目まぐるしいスピード感で展開していくから、一瞬マイケル・ベイの映画かと思うほど。
よくここまで詰め込んだなと。それだけで圧巻なんですが、それをまだ30歳という若さの監督がまとめ上げるというのがすごいんですよね。
話自体も急展開な上に二転三転するし、上述のあらすじはだいぶはしょりましたけど、そうでもしないとネタバレしちゃうぐらい複雑なところもあるので、正直好みは分かれると思います。僕は大好きですが(笑)
なんにせよ、映像も規模も邦画じゃ難しいと思うので、海の向こうのエンターテインメントとしては非常に夢のある作品だと思います。