なんでわたしは宝塚の男役に惹かれるのか
2月に初めて月組を観劇して、まだ1ヶ月ちょっとですが、宝塚が気になってしょうがない日々です。
なんでこんなに気になるのか、惹かれるのか。
理由その1 男役は女性ではなくて男役
もう、女性には見えないのです。
かといって男性とも違うし、男役という性別といいましょうか。
劇やショーで、
自分の咥えていたタバコを相手に咥えさせたり、
椅子に座り大股を開いて歌ったり、
娘役と熱烈なキスを交わしたり、
うーん、マンダムというようなアゴをなでる振り付けとか、
心の中でうわぁーーーと叫びつつ、観るしかできません。
理由その2 時折見せる素の女性
例えば、ライブビューイングで観た花組の千秋楽。
花組ポーズの音頭をとるよう、柚香光さんから突然指名された水美舞斗さん。
え、わたし?というような声がぽそっと聞こえて、
それがめっちゃ素で、女性に戻った瞬間でした。
その後の花組ポーズの掛け声は男役でしたけど。
そのギャップがたまらないのです。
舞台では格好良く男らしいのですが、ふと見せる無防備な様子が見えると、
あっ、やべっ、観ちゃった、と観てはいけないような嬉しいような気持ちとなるのです。
DVDでは稽古の様子も収録されているとのことですので、素のジェンヌさんたち観たさに買おうか迷っています、DVDデッキないのに。
その3 成長を確認できる
宝塚音楽学校を卒業して、歌劇団にそのまま入って成長する姿を追えるのも魅力です。
かつて天真みちるさんと歌って、はにかむようなトークの鳳月杏さんは、
若手とのゲームではものすごく慣れた感じでリードをとっていました。
2017年「はいからさんが通る」千秋楽あいさつで、もう語彙力がなくて、すみません、と謝っていた柚香光さんは、
「うたかたの恋」でトップとして堂々と、卒業する組子さんたちに感謝の言葉を伝えるトークを展開し。
成長の姿を過去の作品などで追えるのが醍醐味なのですよ。
もう、こんなに立派になって・・・
完全に親目線か、小さな時から見守っていた近所のおばちゃん目線ですね。
まだまだ理由はでてきそうですが、とりあえずこれくらいで。
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