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『火星の人』のワトニーって、火星に取り残されたファインマンみたい

彼はNASAの宇宙飛行士であり、植物学者にしてメカニカル・エンジニアだ。世間一般のわれわれよりは、知力も体力もかなり優れているのだろう。それでも、過ちを犯しやすいという点では、われわれと変わりない。その彼が知恵と工夫のかぎりをつくして、さまざまな窮地を乗り切っていくのだから、読者としては共感するほかない。

そして、つねにユーモアを忘れない性格。

アンディ・ウィアー『火星の人』

とりわけ、逆境になればなるほど発揮されるユーモアが、マークの語りを生彩あるものにしている。本書を読みながら、いったい何度笑い声をあげたことか。

アンディ・ウィアー『火星の人』

ユーモアは、自分を突き放したところから生まれてくる。いい換えれば、自己を客観視しているわけだ。だから、どれほど深刻な状況になっても、マークは落ちついていられるのだろう。彼の強さの秘密は、持ち前のユーモア・センスにあったのである。

アンディ・ウィアー『火星の人』


ファインマンが火星に取り残されてもワトニーと似たようなことになるんだろうな〜って思った。



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