残念ながら実践するしかない

結局アクティブにコミットすることでしか、状況は変わらない。安全なところで胡坐をかいて論ずるだけでは何も変わらない。行動するしかない。実践あるのみです。だから、実践とか闘争論といっても経験とトレーニング抜きに言葉だけで理解しても仕方がない。例えば、高野山で修行する阿闍梨は一〇〇〇日間、山を走り続けます、言葉に書けばこれだけのことだが、実践するのは精神的な困苦を抜きにはできない。ARTと金という話も、机上の空論ではなく、実践の部分で、日本のアーティストのやわな精神力では持たない。コンセプトでは偉そうに言っていても実践できなければ意味がありません。

村上隆『芸術闘争論』

おそらく方向性は煮詰めれただろう。あとは作品を生み出すだけ。

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