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余剰の実体探しの旅に出る

芸術家たちは、豊かな社会で生きる人たちが持ってしまったお金というものの実体は何かという、大きな設問に向かって、今、なお、格闘しています。だから、彼は芸術家として一〇〇パーセント正しいアクションを起こしたのです。

もちろん、思想家、経済学者といった、知識人たちも、未来を予測し、抽象的な議論を展開しています。人間の欲望は抽象的な部分だけではなくて、大きい熱病のようなものが本当に渦巻いています。リアルな欲望のもとに生まれた金というものは実践でしか観察できない。その意味においてわれわれアーティストは金の実体探しの冒険につき合わされてしまっている冒険家なわけです。この富める社会において芸術家である以上、この冒険をやめるわけにいかない。

村上隆『芸術闘争論』


芸術家としてスタンスを取るからには、余剰の本質は何かに対する取り組みは真剣に行う。


村上隆が描いた、海賊船、黒、白、赤



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