はなしあい 2022年はじめ 今年の抱負とグループホームのこと
新年はじめの「ふくしのはなしあい」
新年らしく今年の抱負からはじめましたよ。
山口さん
今年のテーマは「即決」
考えすぎて行動に移せないこともあったと感じる
と、今年はだらだら考えずに動く!を意識したい
仁美
「自分の身体が喜ぶことをしたい」
ヨガ、瞑想など
年末長野や栃木でゆっくりしたことが
自分の中で100%還元できたことになっている。
だからその余韻に浸って、自然体で過ごす、気持ちにゆとりをもつことを
今年のテーマに。
真理奈
「表現をする」
「自分のなかのパワースポットを見つける」
音楽でも言葉でも表現していくことで、安らぎを見つけたい。
今年は肉体の充電として、自然のなかで自分を癒していくことで
他人も癒せるようになりたい。
涼さん
「DCA」P→D→C→AのPのplanの段階で考えすぎて実行に移せないことが昨年多々あった。だから今年は、走りながら動く行動的な年にしたい。
かなえちゃん
「すっぴんで過ごす」
年末にメンバー仁美との会話のなかで影響を受けた。
すっぴんで過ごすこと、珈琲をただ淹れるだけでなく入れる工程も楽しむことに意識すること。
そのような心掛けをしていきたい。
グループホームについて
〇はなしあいのきっかけ
かなえちゃんが昨年10月から任されることになった
生活介護の施設の2階にできた
知的障害者の方、女性限定のグループホーム(通過型)の話題。
本当は立ち上げの昨年が一番大変だった。
→次回からは悩みがあることはすぐに相談できるようにしたいです。
今は入居者が一人いて、少し落ち着いてきたけれど課題もある。
山口さん
前職グループホームで勤めてきた山口さん。
知的障害の重度の方が多く住む(施設のような)グループホーム。
いまだに心に残るころは
「非管理性」ということ。
・・・あくまでもグループホームは家だから、という考え。
しかし、振り返ると利用者さんの家にはカメラがある等
とてもふつうの家とは言えない。
ハード面では、カメラや施設感のある見た目。そして、自分の関わり方も非管理性を意識できていたかというと少し心残りがあるという。
かなえちゃんも今勤めているグループホームには
カメラはあるし、そして持ち物を事細かにチェックしたり「管理」しているという。
ひとみは生活介護事業所で働きながら、グループホームへのかかわりもあるというが、同じ施設内にグループホームがあることでメリットもあるとは思うが働いている身からするとお手伝いしにいかないといけないこともあって
それが当たり前のようになると辛いという声も上がった。
丸山は大学の時に見学に行ったグループホームに監視カメラがあることに違和感を覚えた経験がある。自分の家のはずなのに自分が監視されていることに。
しかし、利用者さんの「命を守る」ことで管理してしまうこともあるのはしょうがない気も今はしている。
それを望むご本人やご家族、しかし望まない人にはほかの選択肢が必要と思った。
例えばこのようなシェアハウスという選択肢もある
生活支援 | NPO法人ぱれっと (npo-palette.or.jp)
また、
山口さんは戸建てのグループホームのデメリットもあると話す。
勤務体制がスタッフ一人の時間がほとんどで孤独感に陥りやすいこと、
そして宿直など…より一人で悩みを抱えてしまうスタッフもいるという。
グループホームで長年勤務をしてきてやりがいがあったこと
それは、気長にやり続けることで利用者さんの変化に立ち会える。
それはとても贅沢な時間だったと山口さんは語る。
自閉症で少しの変化や見通しを立ててないと不安になってしまう
利用者さんでしたが、いまではグループホームに慣れて
自分の居場所として以前よりスムーズに生活ができるようになった。
単調な作業で変わらない日々でも小さな変化の積み重ねで
振り返ると大きく変化していることもある。
丸山からはかなえちゃんのセンスや生活感を
グループホームに取り入れても良いのではないかという提案をした。
生活を共にする一人のメンバーとして利用者さんと同じ目線で関わること、
例えばかなえちゃんが珈琲を飲みたいと思ったら
丁寧に入れてみる(じぶんのゆとりも大切にして)
利用者さんに「コーヒー淹れたけど飲む?」という家庭的な会話をする。
カレンダーを作っているかなえちゃん、そのカレンダーを飾ってみるとか、絵本や本等 余暇を楽しめるものを用意するとか。
外からだから勝手にアドバイスできる点もあるけれど、そのような生活感がグループホームにあったら素敵だなとおもいました☺
あとは15分軽く女子会をして、終えました。
お仕事終わりに参加くださり、ありがとうございました。