人生やり直し研究所〜60代・正しい夢のあきらめかた⑥突っ込み鋭い!
あきらめ切れずに「最後の悪あがき」
シンガー・ソングライターのプロを目指し、62歳で初めて通いはじめたボーカルスクール。その顛末やいかに。
やばい、バレてる。
ターゲット、テーマ、コンセプト、メッセージを先に決めてからの曲づくりという宿題。レッスンにギターで弾き語って来ました。その楽曲が以下のYouTube
1コーラスです
まずは曲全体及び歌詞への評価
「テーマに対して深掘りが足りない。単にそのまま書いてるだけ。これを地下1階までとするならば、もっと深く潜って、地下2階3階まで掘り下げて、そこから出てきたものにしないと。」
「前回のレッスンで森さんから感じた感性(「賢い感じ」だったらしい)が全然感じられない。」
「伝えたいことが定まっていない感じ。」
いや〜、おっしゃる通り。どうもターゲットが子ども自身なのか、親なのかが作詞をしていてもしっくり定まらなかったのは事実。
じつは、ターゲットの「子育て中の働く親」のことも、なんも解ってないよな〜と思いながら書いてました。
そこで、会社スタッフ(40代女性・子ども二人)のFacebookの投稿をみて、「お、これ状況が近いじゃん」と思い、投稿の文言をそのままいただいちゃったりしていて、ある意味ごまかしていました。ゴメンなさい!掘り下げる前にあきらめてた、う。。。
ビジネスとしての音楽
対処法として先生のお言葉は、「テーマ選択の失敗。だとするならばそこを修正」そうでないなら「もっとテーマや対象をリサーチする必要がある」とのこと。
そしてその枕詞に「ビジネスとして音楽をやるならば」が何度もつきました。
「プロとして」じゃなくて「ビジネスとして」です。
「だよね〜」と思いつつ、なんとなく反発する私がいます。ビジネスってことば、あんまりスキじゃないんだって気がつきました。
自分の領域のアウトドアでも、例えば趣味でキャンプするのと、ビジネスでキャンプイベントを運営するのは、全然違いますからね。当然なのですが、やはり音楽は大好きな聖域だったんですね〜。つまり趣味か。このマインドセットの変革が実は一番大事なのかもしれない。音楽はビジネスだ!
さて、曲に関してのコメントは
「サビのモチーフは面白いなと思ったけど、下がっていく展開は必要?なんかテーマを考えると、そこをオシャレにまとめるのは違うのかも」「それ以外もいろいろ思ったけど、曲に関しては自分の好みもあるし、曲のテーマ設定やメッセージが曖昧な感じなので、いまは細かいコメントはやめておきます」とのこと。
正直に音域の限界の話しもしましたが、そこもばれて〜ラな感じでした。つまり、まだコメントするレベルに達してないってことだよな〜と。うう。
まるで身体感覚講座だ
前回のレッスンでは声を出せていないので、今日は発声練習のしておきたいということで、初の声だしです。腹式呼吸を改めて確認です。
で、先生のおっしゃるのが
「肺に空気が入ってくるのが見えるように」
とか
「腹筋ではなく、横隔膜の下の内臓が動いているのを感じる」
という言葉。
正直これがあんまり解らない。でも、この身体の中を見るようなお話って、自分が主催していた松田恵美子さんの「身体感覚講座」みたいじゃないですか。
身体感覚講座はもう随分と実施していて、講師の直ぐ近くで自分もある程度の鍛錬を積んでいるはずなのに、これが解らなくて、なんか悔しい。勢いあまって松田恵美子先生に思わずメールをしてアドバイスを求めました。返事くるかな〜。
宿題ふたたび
程なく時間が来て終了。その前に自分からお願いします。「なんか宿題をください!」なんという積極性。自分でもびっくりです。えらいぞ60代。
そこでいただいた宿題が
「Aメロ、Bメロ、サビのメロディーを3種類づつ作ってくる。歌詞はなし。」
「全部バラバラにつくる。曲には完成させない。」
です。
ある意味コレはしょっちゅうやってますよ。でも、これ、もしかして僕の曲づくりのクセを見抜いての宿題かも。
いつもは、だいたいAメロを思いつき、その流れの勢いでBメロ、サビと作っていくのですが、なんかパターンが似通ってしまう傾向があります。あえて、別々に作ることで、そのクセを払拭するのを狙ってるのかも、と宿題の趣旨を推察しちゃいます(聞けばいいんだよね、先生に)
引き続き、テーマなどきめてからの曲づくりも継続してね!と、念を押されました〜。