㊷夢を見るのは楽しいが、掴みにいくと結構キツい〜プロモーション考
あきらめ切れずに、最後の悪あがき。シンガー・ソングライターのプロを目指し、60歳を越えてから通いはじめたボーカルスクール。その顛末やいかに。
急遽入院
何だか右耳の奥が痛いので耳鼻咽喉科に行ったら、急性咽頭炎とのことで抗生剤を5日間服用するも改善せず。再診したら「扁桃周囲膿瘍なので、入院した方がいい」とのこと。
紹介状を持って総合病院の耳鼻科に行ったら、やはり、即入院。ということで、いま病室で書いています。おかげ様で痛みはほぼ引き、程なく退院できそうです。
しかし、このタイミングに限って、仕事がつまっていて、皆さんには本当にご迷惑をおかけしました。夏の仕上げの「マインドフルリトリート屋久島2024夏」も主催者なのに現場をキャンセル。もっとも屋久島案件は、台風問題で別次元になっておりますが。
最近は「オープンマイク」とも出会い、まがりなりにも人前で歌う方法を得たので、ボイトレも自主練したり、制作中の曲が「わりと良い感じ」だったり、自分なりの音楽活動は続いていて、歌唱も少し“まとも”になってきた感触があったですが、この入院でまた振り出しですね。
実は昨年も出場したボーカルスクール主催のライブにもエントリーしているのですが、オーディションが5日後です。全然歌ってないし、ずっとベッドにいて体力落ちてるしどうしよう?といった感じ。
昨年は担当先生のすすめで、エレキギター&オケで望みましたが、今回はオケのみ。正直、自分に勢いがないので、オーディションに受かるかもあんまり自信がないのが正直なところです。退院して(多分明日!)、様子見て、ギリギリに決めたいと思います。
自分のプロモーションについて
さて、前々から書くと言っていた、アーティストとしてのセルフプロモーションですが、なかなか前に進みません。
そうも言っていられないので、まずはnoteで情報探しました(笑)。そこでみつけたのが、宮本浩志さんの「音楽マーケティングについて考える」です。
これが、すごい充実の記事で、無料とは思えない膨大なダウンロード資料もあり、頑張って読ませていただきました。そこで、正直に思ったのは「あ。無理だわ」です。
なんか、書いてあることの意味はなんとなく分かるような気がしますが、実際にその手順にしたがって、マーケティングプロセスを一人で踏むのは能力的に厳しい。なので、多分正解は、お金を払ってプロモーションを依頼するです。
それでも、宮本さんの記事にある勉強するべき書籍を買って読んだり、いくつか考えて見ました。
まずは「アーティストコンセプトを決める」からです。
宮本さんの資料にあった設問に答えながら考えを進めていきます。細かくは直接彼の記事を読んで欲しいのですが、その結果、意外なというか、なんか面白いのが出てきました。
知人や、ボーカルスクールの先生に見せたら、わりと評判もよし。もっとも一緒にやっているパーカスのT氏から言わせれば「今もそうだよね」とのこと。確かにそうかも。でも、コンセプトワードというかキャッチフレーズ的なものができたのはいいなと思います。
これにもうちょっと解説を加えるとこうなります。
こうなると、楽曲や歌唱の方向ももう少し明確になってきて、目指すアーティスト像が、前よりはすこす浮かび上がってきて感もあります。
64とはもちろん、年齢のことです。実はこの年齢を前面に出すかどうかは、ずっとウジウジしてて、今もそうなんですが、悩んでいます。
正直、この歳になってこんなこと(プロになって紅白を目指す音楽活動のこと)をやっているのは、恥ずかしいし、後ろめたいのですよ。そんな気持ちでやってたら、いいわけないじゃんとも思いますが、まあ、それが正直なところです。
このコンセプトワードを思いついたのが、今年の6月上旬。なので、すでに3ヶ月が過ぎていますが「64」は表に出していません。
でもね、ようやくそこは思い始めました。何カッコつけてるのと。まあ、このnoteでは,誕生年はさらしているわけですが、他のサブスクやYouTubeでは触れてなかったりします。
そこで、今後は自分のプロフィールを統一したいと思います。
モリマサヒロ、シンガー&ソングライター
アーティストコンセプトは「大人せつない癒やしサウンドがPOPに弾ける64」
最年長新人歌手として紅白歌合戦に出場するのが夢です。
本当です。これは嘘じゃないです。
でもこれを“夢”じゃなくて、「紅白歌合戦に出場するのが“目標”です」と言ったとたんに、「それホントかよ、“目標”にするぐらいの具体的なプランはあるのかよ」と、自分からの突っ込みが凄いです。
自分の発言を自分が疑っていると、そっちの疑いの方が本心として潜在意識にインプットされるらしく、嘘はやっぱり良くないよね。
とここまで書いてて思ったのですが、紅白、そんなに大事じゃないかもな〜。自分が本当に楽しいのは、曲を作っていくプロセスと完成した時のよろこびなんですよね。
でもね、本当に届けたい。という思いはあります。やっぱ、聞いてもらって、感動してもらってナンボです。自分だけのために曲を書いてる訳ではないんです。
そこ、まだ、突き抜けてない(つまり自分のためだけのまま)んだろうなぁ。だから、とどかないんだろうなぁ。
紅白出場は、本当に多くの人に自分の曲を聞いてもらえる事のメタファーなわけです。もっとも、今どきは日本人アーティストもグローバルに活躍する時代。
なので、69歳で[Rock’n’roll World Tour @69]なるものをアジア中心に行う夢想も持っていましたが、そもそも紅白自体が奇蹟の二乗ですからね。もしかしたら、海外ツアーの方がまだ、確率は高いかも知れない。
ターゲティング
話しをプロモーション・マーケティングに戻しましょう。
アーティストコンセプトができたら、次のSTEPはターゲティングらしいのですが、このあたりからお手上げです。
STP(セグメンテイション、ターゲティング、ポジショニング)分析なるものをするらしいですが、ここで残念ながらあきらめました。
でも、アーティストコンセプトを考えるときにも「誰にとどけたいのか?」の問いがあったので、そこではこう答えました。
「毎日なんか頑張る大人。社会人でも学生でもいい」「現役の人」「主婦もOK」「現役で毎日がんばる人」「ちょっとつらいことがあるひと」「保育園の先生とか,看護師さんとか、対人で頑張る人」「心にうるおいが欲しい人」
正直、30年間やってきたいまの仕事とあんまり変わらない気がしますが、これも嘘じゃない。この聞いて欲しい人の群れのなかに,自分ももちろん入ります。
だから、自分の為に書くのは当たり前ですね。でも、そこに他者との共感が生まれるかどうか、それが問題だぁね。
新しい取り組み
なんともプロモーションとしては、あやふやな内容になってしまいましたが、プロコースをやめても受講出来るSNS活用特別講座の募集がボーカルスクールであったので受講しています。
それに対応してXをはじめています。自分のフォロワーさんをとにかく増やす作戦です。
Xにはいままで、全然触れていなかったので、本当に知らない世界をのぞいてる気分。まさにSNSですね。今回の病気と入院ちょっとストップしてますが、これも継続案件です。
あと、新しい取り組みのとして、少ない資金をどう何に投入するのか。編曲、ミキシングを外注に出すことは真剣に考えてますが、なかなか相手を選べません。
ココナラや、Xとかには、MIX師なる人もうじゃうじゃいますし、曲つくりますとか編曲しますとかも、いっぱいいます。多分、note上でもそうですよね。
もしくは、ある程度メジャーどこを手がけた、それなりに実績ありのクリエイターさんも連絡先が乗っていたりします。値段が分からないし、もの凄い悩みます。
この「誰にお金をいくら払って何かを頼むか」というのが、いまの目前のハードルです。
動きがあったら、また報告します。
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