人生やり直し研究所㉕〜60代・正しい夢のあきらめかた:またオーディション不合格
あきらめ切れずに最後の悪あがき。シンガー・ソングライターのプロを目指し、 62歳で通いはじめたボーカルスクール。その顛末やいかに。
AVEXオーディション・不合格
AVEX 主催の25才以上対象「夢をあきらめるな」オーディション。昭和歌謡を歌いたいとは思いませんでしたが、もし受かったら面白いだろうなと、密かに期待して手帳に2次予選の日程を書き込んでいましたが、あっさり落選。
申込受付メールには、合否の結果は合格者だけに通知する旨が記載されていましたが、ちゃんと不合格通知が届きました。
ということは、もしかして、少しは印象に残ったのかなぁ、と思いつつ、宛名も書いてないし、そんなことは無いかと思ったり、少なくとも曲は聞いてもらえたのかなぁ、といろいろ考えてしまいました。
6末〆切りの一般オーディションも年齢制限が無いようなので、また出して見ようかなぁと思ったしだい。
スクール内オーディション・落選
1月末に1回出して落選したのですが、今回も不合格。このオーディションは落選のコメントと30分のフィードバックセッションがつくので、お得です。
前回は、発声の問題が指摘されていましたが、今回はどんなことがかいてあるのか、早く知りたいところ。
どうするモリマサヒロ
これで、オーディション不合格は通算4回ですね。正直、やっぱり凹みますよ。なんか、一度でいいからオーディションに受かってドキドキしてみたいですよね。
思い起こせば、いままでの人生でオーディションとか試験とか、あんまり受かったことがないんですよね。
大学も1浪して、結局受かった大学は1校だけ。なので、迷い無くその大学に進学。就職活動も、内定もらって断ったところあったかなぁ?どこにも決まらなくて、1社だけだったような気がします。
そんな会社に10年勤めてやめた後は、自営の世界に入ってしまったので、ちょっと勝手が違うのですが、営業もあんまり取りに行くと言うより、なんか流れにのっかっていく、みたいな感じでやってきちゃってました。なので、コンペもあんまり経験がない。ある意味すごくラッキーで来ちゃった訳です。
まあ、それは、それとして、さて、これからどうする自分?
曲づくりはずっと止まることなく続けていて、面白いです。でも、これぞ勝負曲っていうのがまだできてない。まずはそれかなぁ。
先日、リトリートで一緒だった志村季世恵さん(樹木希林を看取ってちょっと有名になったセラピストさん。芸能人の知り合いも沢山いる)には「いままでやってきたBe-Natureの実績を音楽に活かすべき」だとアドバイスをもらいました。
具体的なアイデアとしては、僕が前に書いてポプラ社から出版された絵本『田んぼのきもち』を曲にすべし、ということ。
最初は「ターゲットを絞って」とのアドバイスで「40才以上の人生を積んできた大人に向けて」となたったのですが「目標は紅白」と伝えたら「じゃあもっと広いターゲットに届くものを」ということで『田んぼのきもち』が浮上。
つまり二つのラインで曲づくりですかね。『田んぼのきもち』を曲にするってどうなるんだろう?構造としては「YOASOBI」と同じになる訳ですが、世界感が田んぼだからなぁ。やってみないと解らない。
いろいろ考えると、少し前に担任に「そろそろ紅白用の曲を作りましょうか」と言われたことを思い出します。
やっと歌唱指導
歌唱練習も「決め曲」を定めないと、そろそろマズイですね。
発声練習はだいぶ進んで、わりかし声が出てきた感じはあるのですが、いざ曲を歌うと音程がついてこない、力んで声を出してしまう、など、課題も多いです。
先日の個人レッスンでは、オリジナル曲を題材に歌唱トレーニングをやってみて、や〜、道は遠いと改めて思いました。でも、ここまで丁寧にやっていかないと、ダメなんだなぁと実感。だからこそ、勝負曲を決めないと、効率がわるい。
ある意味やっと「歌う」ことのトレーニングがはじまったわけです。ここまでほぼ、半年。いままでは基礎の基礎。発声の基本と曲づくりの基本。
だから、まだ始まったばかりと捉えることもできるわけですが、まあ、正直けっこう長いですよ、半年は。
なので、頭の半分は「どうあきらめよう」「どうあきらめれば、次に進めるか」を考えてしまいます。でも、やっぱりまだ、ダメだな。あきらめるに至ってない。スカッと気分良く、割り切れないもんねぇ。ただし、なんかもうちょっと楽に、柔軟に、目標の再設定をするかなという感じにはなっています。でもまだそれも見えない。
もうちょっと、ねばります。