28年前のこと
関西人としては、触れないわけにはいかない。
阪神淡路大震災から28年。
その時の経験は下の記事に書いた。
繰り返しになるが、発生後、状況が伝わるまでの時間のもどかしさ、電話が繋がらない心細さ、ボランティアでの現地の人とのかかわり、それは忘れられるものではない。
あの時、ニュースで発表される死者の数が増えていくのを見て、人ってこんなにたくさん、一度に死ぬんだ、そう思ったのを覚えている。
多分、僕は毎年、同じことを書き続けるのだと思う。
削ることも、付け足すこともない。
それは、あの日で終わった多くの人生と同じだ。
バブルが崩壊、この2ヶ月後には地下鉄サリン事件が発生し、小室ファミリーが全盛期を迎え、2年後には山一證券が倒産した、そんな時代だった。
こんな記事を書いていると、今年も妻に言われる。
「あの時、あんたは車の中や、私らは家でどんだけ揺れたか」
ほんまに怖かったのは僕らと違って…
それは言わない。
これも、ずっと変わらない。
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