ひとり身が、ひとりで「告知」「入院」「手術」まで行けるか。その2
人生一度もファンタスティックなことが起こらず、50歳まで独身できてしまい、今後どうなるんだろー、と空を見上げていたら
ガンになりました。
しかも、乳
しかも、全摘
もう、恋も愛もない人生が与えられました。
神様、ひどい!(笑)
独身、独居、親族が身近に居ない
→ある意味トリプルネガティブな私が、一人で手術受けるまでのお話しです。同様な「トリプルネガティブ」なアナタの不安解消になれば・・と思います。(なるかなぁ)
【書類・手続き】同意書やら、保証人やら
まずは気になってたのが、うわさに聞く
「入院には保証人必要説」
なんせ、長女気質で人に頼らずに来てしまったので、発覚から9か月経っても、まだ身内の誰にも打ち明けていなくて。
いよいよ、言わないとな、切羽詰まったのが入院用の書類でした。
有料の保証人制度もある
主治医と相性が合わず、どたんばで術前逃亡した大学病院は、
2名の保証人が必要で、1名は弟でいいとしても、もう一人は・・と悩んでいたところ
有償で保証人になってくれる制度があるとのこと。
とはいえ無駄な出費が増えるーと落ち込んでおりました
病院によって対応は違う
術前逃亡した大学病院では2名の保証人が必要でしたが、実際に手術を受けた某がんセンターでは、
1名でよく、しかも、署名も本人でなくてもよかったです。
手術の同意書自体は本人だけでよくて、必要なのは、入院・手術費が払えなくなったときに払ってくれる人という意味の保証人欄だけでした。
ここは、稼いでる弟の名前にしました。
私立の大学病院は取りっぱぐれに敏感ですが、国立はそうでもないってことなんでしょうかね?
とにかく楽でよかった。
【入院】コロナ禍のため特別対応
建物全体にがん患者がいるので、外部との接触にはとても敏感。
入院の付き添いも、各フロアのエレベーターホールまで
病室へは患者以外入室不可でした。
重い荷物をコロコロ転がしていくのは辛かったけど、コロナ禍じゃなくても一人入院なので
みーんな一人でよかったなと。
見舞客がいないので静かな病棟
コロナ禍で見舞い不可のため、病室はどこも静か。もし平常時だったら見舞いとかでにぎわっていたら、独りもんには辛かったと思う。そこは助かった
しかもコロナのため、日中は仕切りのカーテンを閉める事、ということで、同室の人の顔もわからず。人見知りにはちょうど良い感じでした。
コロナじゃないと、状況は変わってくると思います。
ということで
「入院、一人でも大丈夫!」と
心細いあなたにお伝えしておきます。
・・・つづく
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