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台湾人彼女と台湾一周:台南の歴史あるレトロな観光地「林百貨店」と「神農街」
今回の記事では嘉義(ジャーイー)から歴史的建造物が残る台南(タイナン)に向かい、日本統治時代の建物をリノベーションしてできた「林百貨店」や歴史のある通り「神農街」を中心に紹介していきます。その他にもオランダと台湾の繋がりが感じられる赤崁楼(チューカンロウ)、台南のラム肉料理や客家料理なども台湾旅七日目で台湾にもなれた私の視点から共有したいと思います。
電車で嘉義から台南へ
まずは嘉義で朝ご飯を食べた後に、嘉義駅へ向かいました。
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嘉義から台南までは約40分で着きました。
台南ランチ:ラム肉料理
台南駅に着いた後はまずゲストハウスに向かい、荷物を置いてきました。今回2泊宿泊したこちらのゲストハウスはリノベーションされたとってもオシャレなゲストハウスだったので、めちゃめちゃおすすめです!
プロジェクターも部屋に置いてあって、私たちはイカゲームを夜に見ました!笑
そこからランチを食べに向かったのはラム肉料理店。
このお店では定番のラム肉と野菜の炒め物とスープを頼みました。この時彼女から聞いたのですが、台南の料理は甘いものが多いそうで、実際に今回頼んだ料理も少し甘い味付けがされていました。
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最初は正直その甘さになれなかったのですが、その甘めの味付けにラム肉が結構相性が良かったです!だんだんクセになってきて、すぐに平らげました。
いつも通り、スープも美味しくていい塩分補給になりました。台湾で食事をする際にはスープは必須です。
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このお店では道路のすぐそばの席で食べていて、席のすぐそばでバイクが駐車したり、出て行ったりしているような場所で、台湾らしい食の慣習が体験できているなーと感じていました。
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オランダが作った城・赤崁楼
その次に向かったのはオランダが台湾を統治していた時に建てたお城・赤崁楼(チューカンロウ)。300年ほど前に建てられ、当時はプロヴィンティア城という名前だったそうですが、鄭成功がオランダ人を打ち払った後に、このお城が台湾全土での最高行政機関となり、赤崁楼(チューカンロウ)という名前になったそうです。
現在では学問の神が祀られています。
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台湾おやつ:蛋糕
赤崁楼(チューカンロウ)を出た後は散策に出かけました。ちょうど近くにあった蛋糕(ダンガオ)という卵ケーキのお店でおやつを買いました。
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想像よりも生地から卵の味がしっかりして、ふわふわで柔らかく美味しかったです!
カタツムリ通り・蝸牛巷(ウォーニウシャン)
その後は蝸牛巷(ウォーニウシャン)というカタツムリの絵やボードがたくさんあるきれいな通りに来ました。
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この通りにはゲストハウスや本屋、コーヒー屋さんなどもあって、ゆったり時間を過ごせる場所になっていました。
林百貨店
林百貨店は1932年に日本人の林さんが設立したことから歴史が始まり、今ではその当時のレトロな外観を残した上で内装がリノベーションされ、オシャレな百貨店となっています。
食べ物から衣服まで台湾の商品が一回から6回まで並んでいるのですが、私はこちらのハンドソープを兄のお土産用に購入しました。永康街で茶籽堂(チャーツータン)の店舗を訪れた際にいい匂いだと思っていたのですが、迷ってその時は購入していませんでした。
台南孔子廟
その後に向かったのは台南にある孔子廟です。こちらには孔子を祀った廟もあるのですが、中国古代の王宮で使われていた楽器や装飾も展示されていて、中国の歴史ドラマで見ていたようなものを見ることができ、結構楽しかったです。
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お皿作り
その次に向かったのは、お皿作りが体験できるお店。
こちらでは祝日の日だけ陶器づくり体験ができるようで、ちょうどその体験ができる日だったので体験してみました。彼女とお皿を作りたいという話は前からしていたのでちょうどよかったです!
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薄いお皿を作りたかったので、薄くしようと思ったら「薄くしたら焼くときに割れる」と先生に注意されました笑
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写真のような原型を作った後は、この器に自由に模様などを入れて、釉薬の色を選んで、後は先生方が器の底を少し加工したり、焼いたりしてくれるそうです。
二つのお皿を作ったのですが、私は一つは「阿里山」、一つは「淡水」というテーマでデザインをして、台湾旅の思い出を形に残そうとしました笑
完成が楽しみです。
台南夜ご飯:客家料理
陶器づくり体験をした後は夜ご飯を食べに客家料理のお店へ。客家とは中国大陸の華北地方にルーツを持った人たちのことで、いろんな場所に散らばったようです。その客家人の料理スタイルを客家料理と言います。
ここのお店がとっても美味しかったです!
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客家料理で大満足の私たちは最後に神農街(シェンノンジエ)に向かいました。
古民家と提灯の通り・神農街
神農街(シェンノンジエ)は清朝時代からの歴史があります。その当時は台南の港の入り口に位置し、人で賑わっていたそうですが、その後廃れてしまいます。その後に神農街の通りにある古民家を改装してカフェや雑貨屋さんが入り、ノスタルジックな観光地になりました。
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この通りを散策して楽しんだ後はゲストハウスへと戻りました。
この1日は古い建物をうまく活用しながら新しい魅力を作っている台南を散策しながら、ラム料理や客家料理など新しい食にも出会えたり、初めての陶器づくり体験をできた歴史と新しさに溢れた1日でした。
台南旅はもう1日続きます。