台湾人彼女と台湾一周旅:昼は「大安森林公園」で安らかに自然を、夜は「大稻埕」で穏やかに夜景を楽しむ
今回の記事では地下鉄を使って素早く行ける台北中心部の観光スポット中心に回った台湾四日目を皆さんと共有したいと思います。大都会の台北でも自然の中で安らげる「大安森林公園(ダーアンセンリンゴンユエン)」と煉瓦造りの街並みと夜景が見渡せる埠頭がある「大稻埕(ダーダオチェン)」を中心に、ショッピングが楽しめる永康街(ヨンカンジエ)、台湾スイーツの豆花、台北101なども紹介していきます。台北でちょっとゆったりした1日を過ごした経験を台湾四日目にして少し慣れてきた私の視点から共有したいと思います。
台北朝食:蘿蔔糕(ルオボーガオ)
旅の疲れも溜まってきて、起きたのは10時と遅め。そこからまず向かうのはすっかり習慣になった朝食屋。今回は定番の蛋餅(ダンビン)に加えて、蘿蔔糕(ルオボーガオ)を頼みました。蘿蔔糕は日本語で言うと大根もち。米粉と小麦粉と大根が混ぜられた生地を四角に焼いたものです。大根の優しい風味と中に少し入っている豚のひき肉が朝食として最高です。
お腹を満たした後はショッピングをするために永康街(ヨンカンジエ)に向かいました。
永康街(ヨンカンジエ)でショッピング
地下鉄に乗って降りたのは東門(ドンメン)。そこから2分ぐらいで永康街の入り口に到着しました。台湾ショッピングに欠かせないものはドリンク。まずは今日のドリンクを買いに行きます。ちょうど入り口のあたりにある金品茶語(ジンピンチャーユー)へ。ウーロンミルクティーを頼みました。これが烏龍茶の香りをしっかり出した上でミルクの甘味を味わえるのでとても美味しい。
永康街では二つのものを買いました。一つ目は石鹸です。向かったのは阿原(アーユエン)という台湾では有名という石鹸ブランドです。彼女の両親も愛用しているそうです。
店内では色々な香りの石鹸が立ち並んでいて、試すこともできます。その中で家族用のお土産で買ったのは月白(日本語表記ではシラツキ)という名前の石鹸。柑橘系の香りがほのかに香り、洗顔やシャワーの時間がより豊かになりそうだったので購入しました。
もう一つ買ったものは弁当箱入れ。今年から社会人になるのでその時に使おうと思い購入しました。買った場所は「築夢-JUMENG」というショップでハンドメイドの雑貨がたくさん並んでいました。
永康街でショッピングをした後は永康街の名物・牛肉麺(ニウローミエン)を食べにいきました。
台湾ランチ:牛肉麺(ニウローミエン)
昼ごはんを食べに向かったのは永康刀削麺 (ヨンカンタオシャオミエン)というお店。永康街の通りから少し横に入ったところにあります。
このお店の名物はトマト牛肉麺!牛肉の出汁とトマトの酸味・甘味が聞いたスープがお腹がとっても空いていた胃に優しく行き届くというような感じです。ここの麺は刀削麺(タオシャオミエン)という種類の麺を使っていて、少し太めでモチモチの麺でした。そのおかげでお腹も満腹になりました。
この後は食後をゆったり過ごすために大安森林公園(ダーアンセンリンゴンユエン)へ。
台北中心部にある自然:大安森林公園(ダーアンセンリンゴンユエン)
永康街から大安森林公園へ行くには歩いても15分程度で着くのですが、地下鉄乗り放題のTaiipei FunPass を持っていたので東門駅から大安森林公園駅まで地下鉄を使って行きました。大安森林公園からは台北101も見えるほど台北の中心部にあり、もし台北に住んだら必ず通うだろうなと思いながら、自然の中で休憩していました。
台湾で気づいたことの一つとして、道や公園でおばあちゃんがよく歌っているということです。定年後のいいお小遣い稼ぎの場となっているとともに、楽しそうだなーと思いながら公園内を散歩していました。
公園で休憩した後は大稻埕(ダーダオチェン)へ向かいます。地下鉄に乗って大橋頭(ダンチァオトウ)駅で降りて、大稻埕に向かう途中で楽しみにしていた台湾スイーツの豆花(ドウフア)のお店に立ち寄りました。
台湾スイーツ:豆花(ドウフア)
私たちが立ち寄ったお店は古早味豆花(グーザオウェイドウフア)というお店です。私の好きな孤独のグルメというドラマでも出てきた豆花の名店。色々なトッピングができますが、私はタピオカと芋圓(ユーユエン:芋の餅)を選びました。
この豆花を食べてからは常に豆花を食べたいと思うようになりました!優しい甘味のあるスープと豆腐がさっぱりしていていくらでも食べられます。そこにタピオカと芋圓のモチモチの食感。違う種類の優しい甘みをタピオカと芋圓のそれぞれから味わうことができ、食後のデザートとして最高なんです。
豆花のうまさに驚愕した後は大稻埕(ダーダオチェン)に向かいました。
迪化街(ディーフアジエ)と埠頭がある大稻埕(ダーダオチェン)
大稻埕(ダーダオチェン)では二つの楽しめるエリアがあります。一つは迪化街(ディーフアジエ)と呼ばれる煉瓦造りなどのレトロな建物が立ち並んぶ通りです。
迪化街はかつて貿易の拠点として栄えた街です。乾物、漢方薬、茶葉、布地などの商品が集まる場所でした。その後、貿易拠点としての役割がなくなった後も台北で一番大きな布の市場があったり、古き良き建物をリノベーションしてレトロでオシャレな観光地として賑わっています。
この通りを散策したり、ストリートパフォーマンスを行っていた箏の演奏を聞いていたりすると、お腹が空いてきます。そこで向かったのは肉まんを売っている屋台です。
行列に10分ほど並び、肉まんを手に入れた後は大稻埕の埠頭のエリアへと向かいました。このエリアにはコンテナで作られた飲食店が立ち並び、川を挟んで綺麗な夜景が見えるオシャレなデートスポット。
ここで夜景を眺めながら肉まんを食べたり、フライドポテトを食べながらゆったりとした時間を過ごしました。
この後さらに陶器のお店などを巡った後は台北101へと向かいました。
大谷選手の50/50記念ボールもある台北101
大稻埕から地下鉄で向かい、降りる駅は台北101/世貿駅。駅から出るとすぐに台北101を見上げることができます。(何なら台北101に見下ろされる感じです)
地下5階、地上101階のオフィスビルになっており、これだけのオフィス需要があることに台湾経済の力強さを感じます。展望台へのチケットは600台湾ドル(3000円弱ぐらい)で購入できます。地上508mにある展望台へはエレベーターで40秒でした。一瞬です。展望台に着くと台北を一望することができます。ちなみに台湾人の彼女は初めて展望台にきたらしいです笑
オフィスビルの上にある展望台だからこそ、スカイツリーなどと比べ展望台のスペースがかなり広く、カフェやフォトスポット、窓際に座れる場所がたくさんあるなど、かなり満足度が高いスポットでした。
しかしこの展望台は日本人にとってはさらに行く価値があります。なぜなら大谷選手が50盗塁50ホームランを達成した記念ボールを見ることができるからです!
このほかにも大谷選手の活躍を展示するエリアやプレミア12で日本に勝利した台湾の選手のサインや記念グラブなどもおいてあり、野球ファンには大満足な展望台でした。
この後、お腹が空いていたので小籠包を食べに行きました。
台湾人が通う小籠包チェーン店:豆漿大王(ドウジャンダーワン)
日本人は小籠包を食べるために鼎泰豊(ディンタイフォン)に行く人が多いですが、台湾人は行かないそうです。そんな台湾人が安くて美味しい小籠包を食べに来るのが豆漿大王(ドウジャンダーワン)。チェーン店といえど、雰囲気がローカルすぎて、一人では入れません。
揚げパンが挟まれた蛋餅(ダンビン)や小籠包、豆漿大王の名物・豆乳などを頼み、本場の小籠包を食べて大満足でした。
お腹いっぱいになった後はすぐに帰宅し、台北最終日に備えてゆっくりと休みました。
この1日は台北中心部で地下鉄を使いながらしっかり観光をしながらも、公園や埠頭などでゆったりと過ごすことができた1日でした。この日も新しい台湾グルメ、特に豆花は台湾旅行を通してトップ5に入るお気に入りグルメになりました。そして台湾に根付いているドリンクブランド金品茶語や石鹸ブランド阿原、小籠包チェーン豆漿大王など、また台湾に来た時にまたは台北に住むとなった時にお世話になるお店達をたくさん知れた1日でした。