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よりたくさんの人に使ってもらうために

 たくさんの人に商品・サービスを使ってもらいたい場合、対象となるお客様が多い方がいいものです。1人より10人、10人より100人、そして100人より1000人と。

 いくらあなたが「私の作ったこの商品は世界一素晴らしいものだ!」と思っても、全てのお客様が同意してくれるわけではありません。「1割の人が同意して購入してくれる」としたとしましょう。もしお客様が1人しかいなかったら0.1人です。売れる可能性は非常に低いでしょう。しかし、もし10人いれば1人、100人いれば10人です。対象となるお客様が増えます。

 加えて、販売可能な数もお客様の数に比例するでしょう。1人しかいないのに「今日はおにぎり50個売るぞ!」というのは無理な話です。そもそも人間が1日のうちに食べられる量は限られています。もし100人いれば、半分の人が1つ買えば目標達成です。1人2個ずつ購入すれば25人で完売です。

 ですから、「私の仕事はこの町に住む人に向けてのサービス」というより、「この県に住む人のサービス」とした方がはるかに多くのお客様を対象にすることができます。

 「言うのは簡単だけど、私の仕事の場合そんなに簡単にできない」という方もいらっしゃるでしょう。すぐにできるビジネス、工夫が必要なビジネス、厳しいビジネスがあると思います。費用対効果もチェックする必要があります。

 今やインターネット時代。ネットを活用すれば海外まで販路を広げることも可能です。実際、私の作った無料アプリもApp Storeを通じて国内のみならず海外からダウンロードされます。私の創作物ですら可能なのですから、簡単に諦めてはいけません。

 もちろん商品により、条件が異なるので、特に海外に販路を広げる場合は十分な検討が必要です。輸出できない商品もありますからね。また、通販の場合、トラブルにならない方法も検討しないといけません。言語、文化、法律が異なります。日本でビジネスをする以上に注意が必要です。

 しかし、そこまでいかなくても、可能な範囲で販路の拡大はやっていきたいものですね。

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HIROYO MORITA・盛田 祐代 / Creative Innovator
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