【セミナーレポート】5ヶ月で月間UUが200万増!650万MAUメディア「暮らしニスタ」のノウハウ大公開
こんにちは、free web hopeの佐藤です。
私たちが主催するMarketing Studio by free web hopeでは、「マーケティングに強くなる」をコンセプトに、毎回その分野に特化したプロの方をお招きして最新の事例を元に成功しているノウハウ・すぐに使える実践法をセミナーでお届けして、「みんなで成長しちゃおう〜」なんてことをやっています。
2019年10月16日(水)に「5ヶ月で月間UUが200万増!650万MAUメディア「暮らしニスタ」のノウハウ大公開」という内容のセミナーを開催いたしました。
前回大盛況だった「暮らしニスタ」のSEO施策大解剖セミナーがブラッシュアップ!
当日は、コンテンツ量が激しすぎて、Twitter実況民が実況している場合じゃない状況に...笑
実践的なノウハウ満載だったセミナーの様子をレポートとしてまとめましたので、少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
イベント概要
5,500社の支援実績を持つウィルゲートのR&Dチームの研究結果と、650万MAUを誇る自社メディア「暮らしニスタ」の実績をもとに、KWD選定やリンク獲得方法など具体例を交えながら、上位表示されるサイト・記事作りのポイントを教えていただきました。
講師プロフィール
株式会社ウィルゲート 吉岡 諒
専務取締役COO 共同創業者
1986年岡山生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。
代表取締役小島と共に2006年に株式会社ウィルゲートを設立。個人として累計で2,000社のWebマーケティングの課題解決提案を実施。
2012年に「サグーワークス」、2014年に「暮らしニスタ」という自社メディアをリリース。2018年には「TACT SEO」というSEOのAIツール、2019年にはオンラインで編集チームが作れる「エディトル」をリリース。
現在はCOOとして全サービスの管掌役員を務める。
コンテンツSEOの勝ち筋の見つけ方と実践方法
コンテンツSEOを行おうとした際、自分の得意分野で闇雲に記事を書いてしまうケースが多々あります。
けれど、コンテンツSEOで何よりも大切なのは、
“一体どのキーワードを狙うのか”
“そのキーワードで上位表示できるのか”
まずは、勝ち筋の見つけ方を見ていきましょう。
見込みワードの見つけ方
まずは狙いたいワードを検索して、どんなサイトが上位表示されるのかをチェック。
次に、上位表示サイトに狙いたいワードの関連コンテンツがどれくらい入っているかをチェック。それを調べるには、検索に以下のように入力します。
「site:(調べたいサイトのURL) intitle:(調べたいキーワード)」
コンテンツSEOをする際には、自社メディアのコンテンツ数が少なくても現状の上位表示サイトを上回ることができるのかをここで確認しましょう。
そして、コンテンツSEOでは、主な記事ジャンルはコラムとなるので、狙いたいキーワードを検索した時にコラム記事が上位に表示されない場合は除外。
さらに、上位表示のサイトが自社のドメインと比較して強すぎる場合は勝てる見込みが少ないので除外しましょう。
SEOを意識したサイト作りのポイント
サイト作りで意識したいポイントは以下の2つ。
①トピックの関連性を上げる
②サイトの品質を上げる
今回は、トピックの関連性を上げる方法をご説明いたします。
トピックの関連性を上げる方法
記事中の文字数が多い方が検索で上位表示されるという話を聞いたことはあると思います。
ですが、ただ文字数が多ければ良いというものでもありません。
検索エンジンは、キーワード意図に合っていると判定する情報がサイトに多いと評価が高くなりやすいです。
けれど、1つのキーワードに対して同じようなトピックだけを書いていても評価は高くなりません。
たとえば、「脱毛」をテーマにしたとき、脱毛体験談の記事をひたすら作るよりも、脱毛サロンの選び方・脱毛サロンの紹介・脱毛体験談のように幅広いくテーマに関連する情報を含んでいる方が評価が高くなりやすいのです。
サイト全体にテーマに関連する情報を競合サイトよりも多く記載することが重要となるので、以下の2つを意識してみましょう。
1. 今はまだサイトに存在しない、新しいトピック(キーワード)のページを増やす
2. 新規ページを追加する場合は検索ニーズが高いトピック(キーワード)から増やす
LPの場合は、ユーザーの知りたい情報を競合より増やしていくことが重要なので、以下の3つを意識しましょう。
1. ページのメインキーワードを十分に説明できるようなページを作成する
2. 幅広い検索意図を持つキーワードに対してはなるべく多くをカバーする
3. 同じキーワードを狙うページは可能であれば複数に分割せずに1ページにまとめる
SEOを意識した高品質なコンテンツ作成フロー
コンテンツ作成は、大きく分けて以下の4つのフローを経て進んでいきます。
「キーワード選定」「企画」「ライティング」「チェック」
その4つの各フローでSEOを意識することがとても重要です。
ここからは、コンテンツを作成するフローの中から「キーワード選定」と「企画」にフォーカスして、大切なポイントを見ていきましょう。
キーワード選定について
まずメインとなるキーワードを策定したら、その関連・サジェストキーワードを洗い出しましょう。
洗い出しが終わったら、その関連キーワードを類似の検索ニーズや1記事に含めるべきニーズでまとめます。
ここまでできたら、次は企画を考えましょう。
企画について
ユーザーは自分が意識できているニーズもありますが、意識できていない潜在的なニーズもあります。
SEOを本当に意識するのなら、表面的なニーズだけでなくユーザーが抱える本質的なニーズまでを把握することが重要です。
その際には、できるだけ具体的に「読者にどうなって欲しいのか」を明確にしましょう。
そして、テーマ・読者・ゴールの仮説を元に、必要な要素を洗い出し、関連キーワードの回答を含めつつ、プラスαの情報を足して、要素から記事のストーリーを作っていきます。
そして、最後にもっとも覚えておきたいのは、タイトル・見出し作成でほぼ記事の良し悪しが決まるということ。
タイトルを作成のコツはこちら!
見出しについては、タイトルのように凝る必要はなく、端的に粒度を揃えることが大切です。無理に不自然な形で「メインキーワード」を含める必要はないのです。
まとめ
コンテンツSEOと一言にいっても、何より大事なのはユーザーの検索意図を把握し、それに答える適切な記事を作成することです。
検索する人の気持ちを考え、読者に対して適切な回答(期待以上のもの)を提示することが大切だと改めて思いました。
ぜひ、今回ご紹介した方法を意識しつつ、最高のコンテンツを作っていきましょう!
ウィルゲートの吉岡さん、貴重なお話をありがとうございました。
次回のセミナーレポートをお楽しみに!
あ、ちなみにFREE WEB HOPEは神田にあるデジタルマーケティング支援の会社なんです。
ランディングページ制作に鬼強い会社です笑
お仕事のご依頼お待ちしてます!
株式会社free web hope
https://marketing.fwh.co.jp