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成長している企業には優れたマーケターがいる
いくら素晴らしいものをつくっても、伝わらなければ、ないのと同じ。
これはアップルの創始者であるスティーブ・ジョブズが残した言葉です。
今、世の中には物が溢れており、素晴らしい商品も次々と開発されています。
しかし、それがお客様に認知されず、また認知されてもきちんとメリットが伝わらず購買まで至らなくて、日の目を見ない商品やサービスもたくさんあります。
経営者としては、なんとか売り上げを上げるためにSNSで認知を広げようとしてみたり、広告を打ったり試行錯誤しますが、なかなか結果には結びつかないことも・・
経営者様の中には、その商品やサービスについてのスペシャリストではあるけど、そもそも何をどうすれば販売に結びつくのか分からないという方も少なくありません。
税理士の方であれば税務のスペシャリストですし、建築士であれば建築のスペシャリストであり、販売のスペシャリストではないということなのです。
そのため、よく勘違いされているのが、品質の良いもの、味がいいものを作れば売れると思っていることです。
確かに爆発的な口コミがあったり、自社で月間何十万PVのホームページなど、それをきちんと告知するための土壌があればそれは売れます。
しかし、それだけでは売れません。
冒頭に述べたスティーブ・ジョブズが残した言葉のように、いくら素晴らしいものをつくっても、お客様に伝えることができなければ、その商品はないのと同じなのです。
だからお客様に広く認知してもらい、購買までのプロセスを作り込む必要があるのです。
このプロセスこそが「マーケティング」なのです。
世の中の成長企業と言われているGAFAMやNetflixなど、その全てが優れたビジネスプランと共に、優れたマーケティング戦略を駆使していいます。
例えばよく話にあがりますが、P&G社のファブリーズの話がありますね。
ファブリーズはブランディングの転換により、売り上げを拡大することに成功しました。
発売した当初は、「洗いにくい布製品の臭いがとれます」ということを強調していましたが、それでは大きな犬を飼っている家庭は買ってくれても、それ以外の人は買わない。
さらに、1回使うと長時間効果が続くのでなかなか使い切ってもらえず、 リピートにもつながりにくいという課題もありました。
そこで、製品の特長を「部屋の臭いをとって快適な空間にする」というものにスケールアップさせました。
これにより大ヒットし、消臭剤の市場全体の底上げに成功しました。
エナジードリンクのレッドブルも今では知らない人もいないくらいですが、疲れ¥たビジネスパーソンをターゲットにした栄養ドリンクとして形成されていた市場に、クラブやバーに通う若者にターゲットを絞り人気を爆発させました。
メルカリもフリマアプリの一番手だと思われていますが、メルカリが設立された2013年7月にはすでにいくつかフリマアプリは存在していました。
しかしメルカリは、「フリマアプリといえばメルカリ」というほど、驚異的なスピードで我々の生活に浸透していきました。これは、サービスの立ち上げから1年も経たないうちに5億円規模のテレビCMとオンラインマーケティングを展開したことが圧倒的なトップの座に立てた要因なのです。
このように、それぞれ成功を収めている企業は、それぞれ優れたマーケティング戦略を駆使して、然るべくして成長しているということなのです。
つまり、成長している企業にはワケがあるということです。
あの企業はなぜ成長しているのか?なぜうち(自社)は売り上げが上がらないのか?
企業の運営に関わっている方であれば、誰しもそう思ったことがあるのではないでしょうか?
これは、多くの企業様が感じているところで、経営者の方々は日々その課題に直面しているのではないかと思います。
しかし実際のところ、日常の業務が忙しく、新商品を作ることや目の前の利益を上げることに追われ、それらを掘り下げることなく過ごしてしまっているのではないでしょうか。
結果として業績は低迷し、銀行に掛け合って融資に次ぐ融資を行い、会社の財務体質は悪くなるばかり。
次こそ当たる商品を!と意気込むものの、なかなかそんな商品は生まれない…その堂々巡りをしています。
そういう企業様の相談を受けていると、決まって商品やサービスの競合と比較した際のポジショニングやブランディング、ターゲティングなどとプロモーションが合致していないことから起こります。
これは、そもそも日本にマーケティングという概念があまり浸透しておらず、マーケティングというものの重要性に気づいていない経営者が多く、それらの分析を行う環境がないことが原因となっています。
実際、経営者の方から「マーケティングって何をするの?」という質問を受けることも少なくありません。
今は物が売れる時代ではない
今は戦後の物が不足している時代と違って、モノやサービスを作れば売れるという時代ではありません。
物は溢れていて、その反面人口は減少、つまり市場が縮小している傾向にあります。
そして、ネットやスマホの普及により購入する前にはほぼ必ず他社と比較され、口コミや評価を見られます。
なので、自社商品を選んでもらうためには、これらの消費者行動に見合った販売の設計をしていかなければなりません。
さらに言うと、ただそれらの消費行動を追うだけではなく、それらの背景にある、なぜ数ある商品の中から自社商品を選ぶ必要があるのか、お客様のどんな悩みを解決し、どんなメリットを与える商品なのかなど突き詰めて考えて戦略を立てる必要があるのです。
売り上げを上げたければマーケティングが欠かせない!
先ほどもお伝えした通り、ただ商品やサービスを作れば売れる時代は終わりました。
だからこそ、自社商品をお客さまに選んでもらい、売り上げを上げていくためにはマーケティングは欠かせないのです。
戦略(打ち手)はいくつもあります。しかしそれぞれの企業状態や販売している商品によって最適解は異なります。そのためアプローチが全く異なります。
まずは自社の現状を診断し、現状を把握し、最適な治療を施すことが、利益を産み続ける仕組みを作るために重要なポイントとなります。
これらの工程を行うためにマーケティングドクターは存在しています。
・商品を大量に作ったものの、全く売れなくて困っている ・会社HPのSEOを上げようと大きなお金をかけているが、全くアクセスが 伸びない
・マーケティングが重要なのは分かるけど、きちんとできる人材がいない
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