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募集マーケティング解説!第2章②自校の強みと競合が真似できないポイント


前回までの振り返りです。
戦略立案には
①伸び代が大きい
②自校の強みを活かす
③他校が真似できない、難しい  

以上がポイントとお伝えしました。
この中で②③について解説します。

1.自校の強みとは?

ここは広報職員なら「もう既に分かってるよ!」と言っていただきたいところです。
もう一度再確認という事で【強み】とは
・競合と比較して優位なこと
・ターゲット(主に高校生だと思います)に対して
 メリットとなること

これが強みとなる事です。

競合と比較して優位だと思っていても、それがターゲットに対して魅力的でない、メリットと感じていなければ強みにはなりません。
例えば専門学校だと、多くの学校で『就職率100%』と発信していますが、それは競合校が同じ100%と並べば、優位でもなければターゲット視点でもどこの学校も同じ為、メリットに感じにくい事となります。
これらのポイントをふまえて自校の強みがなんなのか、改めて認識していただければと思います。

2.他校が真似できない、難しいこととは?

これは感じての通り、難しいポイントです。
それは大体の事が真似できてしまうからです。
それでも頭を使って考えなければなりません。
前回の事例では、【先生を押し出す】という戦略で紹介しましたが、これは先生達の個性がポイントでした。これは一概に真似できることではありませんし、その様な先生達を雇うことも簡単ではありません。是非職員の方々で話し合って、他校には真似できないポイントを見つけて下さい。


3.今回のまとめ

今回は競合より優位となるポイント、ターゲットに対してメリットとなるポイントが強みとなること、競合に真似できないポイントについて解説いたしました。
是非職員の方々で話し合い、共有することをおすすめします。

次回は今まで何度か出てきた【ターゲット】について解説します。ターゲットを定める時の注意点があります。コンサルや他校職員とお話していても、誤った定め方をしている方々も多いと感じているので丁寧に解説いたします。



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