FXで勝つために必要な考え方について
よくネットやSNSで、10万円を1ヶ月で100万円にしました、とか数ヶ月で10万円を数百万円にしました。
なんていう人を見た事はありませんか?
確かにトレード情報なども公開したりしているので、真実でしょう。早い話が、そこを目指していくという事ですからね。
しかも、10万円を1ヶ月で100万円にするというのは実際可能です。
しかし、それはFXで現在勝てていない人は絶対に真似できません。
なぜなのか?その理由をこれから話していきたいと思います。
勝っている人のトレード手法を知っても勝てない理由
では1ヶ月で10万円を100万円にしたトレーダーがいたとします。
そのトレーダーの手法が知りたくて教えてもらったとします。
それでもあなたは勝てないんです。
全く同じ手法を使ったとしても勝てない・・・それは10万円を100万円にするためにはロットを張らないといけないからです。
仮に1ヶ月で20日トレードする日があったとします。
という事は最低でも最初から10万通貨は張る必要性があります。という事は確実に海外口座を使っているという事になります。
10万円で国内のレバレッジ ですと1万通貨、豪ドルなどでも2万通貨が限度でしょう。
そんな中1日に100pips取ったと仮にしたとしても、1日に1万円の利益です。
それを複利で計算したとします。
10万円の元本に対して、1回の取引で1万円という事は「1回の取引に対する利益率は10%」です。
これを複利で計算すると20回のトレードで67万2750円です。
つまり、1日100pipsの利益を20日間全勝で、しかも複利で稼いだ場合の金額が上記の金額です。
10万円から100万円の利益に到達するには100pipsの利益を25回複利で取らないと100万円は超えていかないという事です。
勝てていないトレーダーが真似できない理由「メンタル」
正直1ヶ月で2500pipsも取れる手法があるのかどうかは知りません。
だからこそ海外口座でレバレッジ を効かせた取引をしていかないと現実的ではないという事になります。
ではここで考えてみましょう。
10万円に対してどれだけのレバレッジ を効かせられるのか?ということです。
1回のトレードを10万通貨でするとします。そうすると証拠金を考慮しないにしても100pipsの損失で元本が飛びますよね?
この10万円があなたにとって100円くらいの価値観であれば、仮に負けてしまっても仕方ないか・・・と諦められるかもしれません。
しかし、あなたにとって10万円という金額に対して負けたら困る金額であったならその時点でどんな手法を持ってきたとしても勝てないんです。
それは投資家心理にあります。
デモトレードや1000通貨取引で勝てる理由
正直デモトレードや1000通貨の取引というのは勝てる為の勉強には全くならないと断言できます。
ただ単にFXの使い方を覚える程度ならまだしも、FXで1番重要なメンタルの勉強が全くできないからです。
つまり、どんな手法を持ってきたところで、値動きやお金に対してのメンタルが出来ていない人が勝てるほどFXは甘くはない。という事です。
嘘だと思うなら実際にやってみてください。それで勝てたならそれはそれで私の考えは間違っていたという事になるでしょう。
FXで継続的に勝つには
ではFXで勝つためにはどうしたら良いんでしょうか?
それはFXの本質をきちんと理解する事です。
これから色んな記事を書いて発信していきたいと思っていますが、FXで大切なのは間違い無く自己分析です。
そしてテクニカル分析です。
テクニカル分析というのは、あなたを勝利に導く為の矢印ではありません。
たまにテクニカル分析はダマシが多いから信用できないとか、意味がないという人がいますが、そう思うならテクニカル分析をしなければ良いだけです。
テクニカル分析をしないで勝てるならです。
しかもテクニカル分析のダマシとは騙されているわけではないんです。チャート上にある値動きは全て真実であり、政治家のせいでも経済のせいでもなんでもなくただの事実である、という事なだけなんです。
FXで勝つためには正しい基本知識を覚えて、実際に取引の経験の中から学んでいくしかないという事です。
誰かに学ぶのは間違いではない
そうは言いましたが、正しい知識ってそれ自体が分からないという事になりますよね。
どれくらいの資金でどれくらいのロット数でどんな取引をしていったらいいのか?そういう事を皆さん知りたいのではないかと思います。
なぜなら私自身が勝てなかった頃に知りたかったことであり、もしきちんとした覚え方があるのならそれは近道になるからです。
1ヶ月で10万円を100万円に変えるよりも、もっと大切な事は将来的に1ヶ月100万円の利益を継続して取っていくことではないでしょうか?
そのために誰かに学ぶというのは決して間違ってはいません。
ただし勘違いしてはならないのは、努力をしないと勝てるようにはならないという事です。