【米国株(S&P500)】2024年10月の季節性アノマリー
前提(データ)
リターンは、断りがない限りDaily Returnの平均値です。
データは、S&P500です。1928年から2023年のデータを使用しています。
10月のアノマリー
1.恐怖の10月
1929年や1987年の大暴落、2008年10月15日の下落など、歴史的に株式市場の大暴落が起こりやすい。 この影響で投資家には10月に対する不安感が残っていると言われる。
2.相場転換の月
一方で、10月は「弱気相場の終わり」や「年末ラリーの始まり」としても知られている。過去のデータでは、9月の低調なパフォーマンスの後、10月に市場がリバウンドすることが多い。S&P500は10月に底を打ち、その後、年末に向けて強気のパフォーマンスを見せる傾向あり。
3.ハロウィン効果
これは、10月末(ハロウィン)から翌年5月までの株式市場が比較的好調であるというもの。この期間は「Sell in May and go away」(5月に売って市場から離れろ)という格言に続くもので、10月末に株式を買い戻すタイミングとして注目。
この辺りをデータで確認していきましょう。
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