マーケティングは楽しい
自分が大学の頃には、「これからはシステムだ!」という風潮があって、それ以前もシステムは存在したし、今もシステムは存在するけど、その時は、殊更システムだと思った。
そんなわけでシステムエンジニアとして就職したのだが、プログラミングなんてものは理解不能で訳がわからず、全く楽しくなかった。というよりも忙し過ぎて辛いの一言だった。若いと無理出来るものだが、この延長線上に明るい未来は全く描なかったし、同僚と飲むことだけが楽しかった。
それから次々と同僚が辞めていき、どうせ辞めるなら早い段階で辞めようと思っていたが、何も身に付かないと転職も出来ないのでプロジェクトの区切りのいいとこまで頑張って辞めた。
それからなんやかんやあって、Webサイトを制作している時に、Webサイトで商品を売るという事にとても価値がある事に気づいてマーケティングに目覚めた。マーケティングとは人の気持ちを考えて、行動に導くことだ。そして売上という明確な数字の成果が出る。これが非常に楽しくやりがいがある。これは全く考えてなかった仕事だが、システムエンジニアとして働いて身に付けた知識がとても役に立っている。なんならシステムエンジニアの延長線上にある上位ジョブとさえ感じる。
闘技場で戦わされていたグラディエーターが異世界転生して冒険者として冒険を始めたようなものなんだ。こっちの世界は楽しいぞ!?みんな早く来ーい!(月を眺めて)