財務会計の本読んだら一番記憶に残ったワードが「ソーテック」やった件
今回の「Tribal Professional Academy(TPA)」のテーマは、財務会計。
今までノータッチのジャンルに、僕の心のこころちゃんはハローハッピーワールドと化してしまってるのですが、反して課題図書はとても読みやすいラインナップでした。
●さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
●MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
今回はどちらの本もKindleならアンリミテッドがエクスドライブするので、お得です。
しかし、読みやすい、と理解できる、は別モノ。今回はTPAメンバーもみんな悲鳴をあげており、財務会計ってそう簡単には理解できない(と思ってる)自分がいます。鎧武ならすぐ理解できるのに。バァーナナアームズ!
さおだけ屋~ の本の冒頭にも、
会計はやさしくなんてない
入門書を書いた本人はやさしく書いたつもりでも、読者がついていっていないということだと思います
って思いっきり書いてありましたしw
ちなみに今回は難易度が高いので、コミック版も購入しました
マンガ版はなぜか主人公がアイドルで、お父さんがうっかりミスで会社を辞めて商売を始め、アイドル事務所の公認会計士と一緒にアイドルが会計を学んでいく、というストーリーです。
原作を上手にアレンジしてて、さらに読みやすさメガ増しなので、僕には最適でした。ちなみに出てくる主人公の父親がなかなかのダメ親父なので一見の価値ありですよ?笑
こちらは2014年の出版。あとがきにもありましたが、出版当時にマンガ化のハナシがあり、一度ボツって、紆余曲折あって10年経ってマンガ化したそうです。
どうもアイドルも目指すはゴーイング・コンサーンだそうです。Aqoursもずっとゴーイング・コンサーンしてほしい。
財務会計とはなんぞや?
・会計:企業の財政状態や利益を計算するための「方法」
・財務:資金の流れに関する「活動」、財務管理
内容以前に、本とかの説明も全部会計からが最初に来るので、何で「会計財務」って言わねーんだよ!ってとこに引っかかってしまって前に進めませんw
基礎知識が無いので、まず全体像を把握しなければいけないので、テスト用課題図書でもある
を参考にすると、こんな感じでした。
そもそも出てくる単語に馴染みがなさすぎて、言葉の意味を一個一個把握しないといけないのがだいぶ苦痛ですね・・・
でも財務会計の専門職になりたいわけではなく「ビジネス理解の一環としての知識」として理解するのが目的なので、目標をセンターに入れてスイッチしたいと思います。
在庫とチャンスロスって
さおだけ屋の本では、在庫を抱えるなと言いつつ、次のハナシで売り切れはチャンスロスと言ってます。どうすりゃええねんw
要はちゃんと「売れる数量」を予測できる状況を作らないといけないということですね。小さなデータドリブンマーケティング?
コミケとか、良くライブのグッズとか、売り切れてSNSが阿鼻叫喚な状況になったりしてるのを見かけますが、ライブグッズなんかは売れる機会がその時限りだし、それこそ在庫抱えて資金繰りが悪くなったら大変なことになるので、多少のチャンスロスがあっても売り切れるぐらいの数量を作ったほうがいいんでしょうが、そうすると成長のための売上を逃す・・・
商売するのってほんと大変ですね・・・
ところで「在庫は罪庫」、ちゃんと変換出ますねスゴイ。
財務三表を理解できるようになれば楽しくなる?
TPAチューターの亀井くんがみんなの悲鳴を聞きつけて、わかりやすく解説してくれました。ありがとう亀ちゃん。
亀んライダー財務
こちら、チャーリーさんの「財務三表の図解」を元に説明してくれたのですが、非常に理解が進みました。
企業の経営状態を可視化してくれるのが「財務三表」で、
貸借対照表(B/S)は、RPGでいう「ステータス画面」
損益計算書(P/L)は、「成績表」
それぞれ何のために必要かというと、
・株主のため
・税務署への申告のため
・社内向け
とのこと。
B/SとP/Lを読んでお金の流れを理解できるようになれば、その会社が儲かってるのか、チャレンジしてるのか、色々ヤバそうなのか、そういうことがわかるようになるんですね。
バカなりにせめてそういうことがわかるようになりたい。
ところで、今回の課題図書を読んでて一番印象深いワードは「SOTEC」でした。まあこの本の出版が2005年、14年も前の本なんですね。
当時自作PCにハマってた自分としては、かなりノスタルジックになりましたw(漫画版には出てこない)
imacのデザインをパクってアップルに怒られたソーテックのPC「e-one」… 君のことは忘れない(忘れてた)
若いやつにこのエモさはわかるまい。
あ、ちなみにソーテック社のB/SとP/Lを見つけました
と思ったら全然違う会社でしたww ややこしいww
2008年には2,000万円以上あった経常利益が、2010年には200万円ぐらいに減少していますが、C/Fを見ると2010年に設備なのか大きな投資をしているようなのと、利益剰余金が6,000万円あり、わりと健全な経営の会社のようです。調べたら現在は「田中荘介商店」というそうです。
なるほどこういう感じなのか・・・
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