絵本「くちなしくん」|絵本を創ってみました
先日、絵本のコンテスト応募用に絵本を作成しました。
絵本づくりをはじめて気づいたんですが、絵本って完成させること以上に絵
本のストーリーを考えること自体に楽しみがあります。
なので、これからSNSで投稿しつつ、noteでは自分の絵本づくりで考えた世界についての掘り下げをおこなっていこうかなと思います。
コンテストに出しましたが、この工程を経てまた内容は変わっていくかと思います。
前置きが長くなりましたが、今回1回目として絵本の世界観について触れたいと思います。
「くちなしくん」の世界観と問いたいテーマ
絵本の世界観はなんとなく浮かんでいました。
「言葉のない世界」が今回のテーマです。
僕は映画、漫画などが好きなのですが、特に今回のテーマに関係するのはチャップリン映画です。
ものごころついてから見る映画は「トーキー」っていう説明が必要ないくらいに声をはじめとする音があります。それらの映画が普通という認識を持っていた中で見たチャップリンの映画は衝撃的でした。
「キッド」「モダンタイムス」など、「音」も「色」もない中で大きな感動も与えつつ強い風刺を表現していることが、僕にはとても新鮮で、逆に新しいと思いました。
僕がそれらの作品を見て思ったのは「表現が難しい状況に芸が生まれるのではないか」ということです。
言葉で伝えると簡単なところで言葉を使わずに表現をする。それが芸であり、その人らしさにつながり人の心を打つのではないか、それが僕の中にある仮説です。
また、現在の世界への不満は言葉がかんたんに使える上に拡散の能力を持ったために自分らしさの表現がなくなり、人を抑圧するものにもなっているということです。
そのため、今回の絵本「くちなしくん」は名前にも込められていますが、言葉のない世界での主人公「くちなしくん」のストーリーになっています。
今回の舞台設定のお話は以上です。
ぜひともtwitterなどで発信していくのでご覧くださいませ。
また、まだ絵がなかったりストーリーもブラッシュアップしたいので、何か手伝ってくれる方は大募集中です!
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