見出し画像

優先順位のつけ方について思うこと

取り敢えず必要に迫れらたことをする。
必要に迫られてないことは後回しに。

仕事の優先順位の付け方はとても大事です。
仕事そのものについても、何に取り組むか、の取捨選択はとても大事です。

今の会社の状況、財務、将来への布石、社会問題や環境問題への対応
社長さんによって、その取捨選択と優先順位の付け方は
その会社の命運に大いにかかわる大事となります。

私の場合はシンプルです。
必要に迫られたことをやる、です。

こんなトラブルがあります。どうしましょう?
これをやるとこんな問題が起きそうです。どうしましょう?
あの件、今のままだと問題だと思います。どうしましょう?
など、社内外から様々な要望や意見が届きます。
その中から、必要に迫られたと感じたものから手をつける。
その内容の期限や重要性によって順番を入れ替える。
こんな感じです。
逆に必要に迫られてないな、と思えば後回しにします。
そのまま放置しておいたら、勝手に解決していた(或いは消滅していた)
なんてこともあったと思います。

では、私は何を基準に「必要に迫られた」と感じるのでしょうか?
率直な自覚で言えば、「感覚」です。
ただ、振り返って考えてみると、
「後々自分が面倒になりそうかどうか」だったと思います。

自分の面倒とは何かというと、
後々解決するなり収拾するのに、自分が面倒くさいことになりそうかどうか。

トラブルになったとしても、
その解決は苦にならないとか得意な範疇であれば、
後で解決しようとなります。
自分は苦手でも、それを解決するのが上手な人がいれば、
その人に振るか、後々その人に解決を依頼します。

そんなんで、社長の責任が果たせるのですか?
と思われるかもしれません。
果たせないという場合もあるとは思います。
また、それで問題がより悪くなってばかりであったなら、
違う判断基準を持ったかもしれません。

しかし、
それで状況がより悪化したとか、取り返しのつかないことになった、
ということはありませんでした。

もちろん、ちゃんとやっていたら、もっと良くなったということもあったでしょう。
でも、それは「タラレバ」の話。
気にしたって仕方ないです。

多くの難題やトラブルにぶつかるたびに試行錯誤を繰り返してきました。
その結果、このような結論に至りました。

自分のなりの判断基準をもって、できればそれはシンプルにして、
そしたら、自分が必要に迫られたことを優先して、それ以外は後回し。
で、なんとかなりましたし、
加えて言うならば、必要迫られる時間軸が変わっていったのはありました。
今日中の必要に迫られることだけでなく、
来月中には必要に迫られること、
今年中には必要に迫られること、
3年後には必要に迫られること、
と必要に迫られると判断する時間軸が広がっていたという実感はあります。

これは経験のお陰かな。

あ、お金関係、支払や借入、返済などの資金繰り、
これは、最大重要最速対応案件です。
これだけは後回しにしません。
一番面倒なことになります。
なんたって信頼を失います。

失った信頼を取り返すことほど
面倒くさいことはないですから。

いいなと思ったら応援しよう!