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音楽 : 正解しかない世界?

「音楽に正解はない」音楽をやっていて一度は聞いたことのある人の多い言葉ではないでしょうか。
これに関して私は、とは言ってもむしろ正解しかないような世界なのでは、と考えてます。
正解があるということは、その逆の「不正解」もあるわけでして、正解を導いた人からみて他者の動作・思考に「そうではない」は存在し得ると。

このことは音楽に関してはどう表現してもよろしい、何をやってもアリ。といった思考とは方向の違う話だと認識しています。

下は The Beatles の Blackbird を私が弾く際の弦を弾く側の指の形。


こちらは正しい、とされている方の形。


最初のほうは、ポールマッカートニー本人の弾く型が正しい、とするならば私がやってるのは完全に間違いだといえます。

Blackbird に関しては、スリーフィンガーではなく、ツーフィンガーで弾くのが正しいと一般に言われています。
ツーフィンガーというと、親指の担当する弦が細いほうの弦までいくイメージですから、厳密にいうと、特殊なツーフィンガースタイルとも言えるのだと思います。
ポールさんの弾きかたのスタイルは、自身で導き出した答えとわたしは認識してますし、私は私なりに弾きやすい型を見つけたのでこのようになった、ただそれだけの事だと思ってます。

結局のところ、正しいの基準はどこにおくのかと、自分の出来ないが「正解はない」を言い訳にしてはいないだろうか?
は頭の片隅には入れたいなと(別に無理に置かなくてもよい)いったところです。


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