Oct.10th 田代池(曇り)
運命の分岐点。10月10日午前10時10分すぎ。
「帰る日一日ずらすとかあります?」
たむらから想定外の一言。
気持ちはわかる。昨日登ったどんぐもりの蝶ヶ岳。本当は今日帰る前に登ろうとしていた焼岳。そして必然的に未遂に終わった焼岳(5:00amに目を覚ますも、屋根に打ち付ける激しい雨の音で起床が無意味なことだと悟り、そのままふたたび就寝)。
せっかく来た上高地、満足度40%で帰れますか?
天気予報をwebで頻繁に確認。少しずつ、しかし確実に回復に向かっている。明日に賭けよう。そう思ったたむらからの提案を僕は快く受け入れる。受け入れないはずがない。
そこからは早かった。バスのキャンセル200円。OK。からのバス再予約。問題なし。宿泊施設、1室だけ空いている。電話して確保。個人的な用事2件をたむらはリスケ。
ととのいました。
晴れる保証はないけれど、賭ける価値はある。今日はひとまず散歩デー。明日の好天を祈りつつ、田代池と大正池を散歩。10月10日。本日の予定はこれにて終了。明日に備えて早めのチェックイン。お風呂上がりに河童橋まで来てみると、おやまあ、綺麗な夕日とご対面。吉兆、吉兆。
もう延泊はできません。お天道さん、明日、よろしくお願いします。