旅の記録2022:松本発大糸線の旅
昨日からスタートした『90時間満喫プロジェクト』は、順調に進行中です。二日目は、かねてからの懸案だったJR大糸線で松本から南小谷まで鉄道旅をし、北アルプスと姫川の景観を楽しんできました。その旅の記録です。
リゾートビューふるさとに乗る
今日は電車旅をすると決めていました。JR松本駅から、週末だけ一日一本運行される快速リゾートビューふるさと(11:43発)に乗って、終点の南小谷(14:04着)まで行き、軽くWalkingを楽しんだ後、そのまま普通電車で引き返してくる計画を立てました。
長野を出発して篠ノ井線を走ってきた電車は、松本駅で進行方向を変更し、大糸線で北へ向かいます。ハイブリッド方式の充実の車両に追加料金530円で乗れるお得感も魅力です。途中、安曇野観光の拠点、穂高駅で30分強の停車時間があるので、歩いて穂高神社にも寄れてしまいます。
進行方向の左側に雄大な北アルプスの山々を眺めながら、信濃松川駅、信濃大町駅に停車。左側の座席を抑えなかった自らのミスを悔いました。信濃大町駅を出ると、青木湖、中綱湖、木崎湖の仁科三湖、白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山を、進行方向左手に見ながら白馬駅に到着しました。
白馬駅から終点の南小谷駅までは、姫川を左右に眺めながらの旅でした。
終点の南小谷駅は、塩の道、大峯峠越え、千国越えの宿場町小谷村にあります。ホームはなかなか風情があり、風光明媚な美しい駅でした。
南小谷〜栂池高原〜白馬大池
幸い好天にも恵まれていたので、軽く近くを散策してから、帰りの普通電車を待ちがてら案内板を見ていて、気が付きました。その昔、スキーで何度もお世話になった栂池高原が、ここからバスで行ける距離にあります。村営バスの出発時間も10分後に迫っていて、絶好です。迷わずそのルートを選択します。
乗客は私だけ。細く急峻な坂道を馬力上げて登ってゆくバスの車窓から、ゆったりと景色を楽しませていただきました。終点の栂池高原まで乗って530円は安いのでとてもありがたいですが、おそらく採算は取れていない筈です。
私はスキーブーム(原田知世主演『私をスキーに連れてって』やJRシュプール号)に感化されてスキーを始めた世代なので、栂池、八方、白馬、岩岳、といった地名には馴染みがありましたが、松本に来るまでは、それぞれの位置感覚があやふやでした。今日でおおよそ位置関係が掴めた気がします。約30年振りに立った、栂池スキー場の鐘の鳴る丘ゲレンデは懐かしくもあり、不思議な気分でした。
15:40発、白馬大池行きのバスも乗客は私ひとりだけでした。無人駅の白馬大池駅での待ち時間も結構楽しめました。
白馬大池〜松本
夕暮れに染まる北アルプス連峰も見事でした。残念ながら、歩き疲れもあり、残照に輝く山々の景観写真を撮り忘れてしまいました。さて、明日はチャレンジ三日目です。今の所まだノープランですが、目一杯楽しみます。
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