【思考雑記①】まずは自由に書く

何でもいいから思ったこと、考えたことを書いていこう、と思い立ち、【思考雑記】と銘打って始めることにした。

子供の頃から無駄に物思いの多い子供だったけれど、
もうすぐ30代半ばになるであろうこの歳になってもまだまだ現役のようである。

小学生くらいまでの自分は、親から見れば吉本芸人になれるんじゃないかというくらいおしゃべりな人間だったらしい。確かにそのような記憶がある。
毎日のようにしゃべりたおし、鬼ごっこや缶蹴りで遊び、家ではポケモンのゲームをしたり漫画を読んだり、よく遊ぶ子供だった。

そして思った事をそのまま言う子供だった。
嫌いな人に向かって「私はあなたの事が嫌いだから話しかけないで欲しい」
と言い放つくらい幼いながら極端なストレートぶり。

あまりに極端で、子供ながら間違った事を色々と言いていたと思う。

それが思春期に入ると、色々と自分に表現規制をかけるようになった。
相手を傷つけるような事は言ってはならない、角を立てるような事は言いたくない、間違ったことを言うのは恥ずかしいし言いたくない・・・

価値観が固まってなかった自分は、一度これはダメだと思った事を、もう言わないとルール化し、表現規制していった。
そうすると当然口数が少なくなる。常に自分が思った事を言う前に検問しているような子供だった。

アラサーに差しかかった今は、そうした規制はゆるみ、口数も増えていった。
規制がゆるんだと言うよりは、自分に課したルールの正誤を見極めて、不要であったり間違っていると思ったルールを減らしていった感覚に近い。
もちろん、新しくこれは良くないと事だと新たなルールが加わったものもある。（それはルールというものではないかも）
要するに価値観がある程度形になってきているという事だと思う。

そうして自分の中である程度ものの分別がついた今、改めて昔のように思ったこと・考えた事を書いていきたいと思った。
それは好き放題書くという事でもなく、無闇に表現規制をかけるという事でもなく、自分なりの価値観に則って、あるいはその価値観を見直しつつ書いていきたいという事だと思う。

なんだかんだ自分に必要なのは、間違ってしまうリスクを負う勇気だと思う。間違っているかどうかを気にしすぎると、当たり障りのないことしか言えなくなる。

日々気になったこと、考えたこと、自分の好きなこと、社会に対して思ったこと、色々と・・・
自分なりの思考と勇気を持って、色々書いていきたい。