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【思考雑記②】なぜ自分は遅筆なのか

「なぜ自分は遅筆なのか」というタイトル通り、自分は遅筆なのである。

何か書きたい欲に駆られるのだけれど、人の前に出すことを意識するとどうも自分でハードルを上げすぎて、中々筆が進まない。

自分は、自分はこれは正しいと思った事しか文章として人前に出そうとしない傾向にある。

これは自分なりになぜかと考えてみると、その出発点は、人を傷つける表現を軽率に口にする人間がいくらか近しい人にいて、そういった人が心底嫌いだったことに起因しているように思う。

人を無闇に、軽率に傷つけるような表現はもちろん良くない。
でも人を傷つけるような表現を憎むあまり、
自分もそうした事を言うまいと、自分に無闇な表現規制をかけすぎた期間が長かった。

こういう事を言うとあの人を傷つけるのではないか、あの人と角を立てるのじゃないか。いつしかセルフ同調圧力、同調意識のようなものが芽生え、自分を縛っていたように思う。

それは子供ながら、まだ自分の価値観が形になっていないから起きたとも言える。
善悪の基準が自分の中に無いから、怪しいものは何でもかんでも規制していたのである。

アラサーになり、今自分には、子供の頃よりも、自分なりのものさし、価値基準を持つようになった。

今自分に必要なのは、考えつつも書こうと思ったことをそのまま表現する勇気だと思う。

それは、間違えるリスクも背負うと言うこと。
一人の大人として、間違えるリスクも背負えるようにならなければ、それは自分に「間違えるリスクがあることは言うな」と、表現規制をかけることになる。

遅筆であると言うことは、それだけうかつな事は表現しない、と言う事も言えると思う。とはいえ、自分の場合、あまりにも慎重すぎて、臆病と言える。

とにかく思ったこと、考えたことを書いていこう、そういう事で
【思考雑記】を始めました。
さて、続くのか・・・

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