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2021年の米作り(5)~田植え終了~

5月21日金曜日 雨 機械による田植え
5月22日土曜日 くもり 手植え
無事に2021年のお米作りの田植えが終わりました。
週間天気予報では雨の予報。
絶対雨に打たれながらの田植えを想像していたのだけど・・・・
執念が実ったか、田植えの作業中雨は降らず、むしろ晴れ間があったほど。
いつかの新月ウォーキングでお天気が回復してきたときのように、空に向かって「ありがとう!!」と声をかけた。

いざ、出陣!次のお家、田んぼへ。
ハウスを出る苗たち。
一ヶ月ようがんばった!


9時半田んぼ集合。
初めての手植えには、今年お米作りの講師を担ってくれている森君と、お世話になっている村のおばあさんも駆けつけてくれた。

初めに、今回育苗した疎植の苗の説明があった。


苗の生長と分げつの話では、不安な気持ちで育てていた時を思い出すと、なんだか心地よかった。
周囲から、「播種量が少なすぎる!」「苗の背が低すぎる!」などの声が聞こえては不安になっていたので。
やっぱりこれでよかったんやん!という思いが心地よくてね。

苗の管理も先生から「立派な苗やで」と褒めてもらえて嬉しかったなぁ。

わからないなりに、温度管理や水遣り、風通し、鳥よけネット、いろいろやりました。
あれであってたんやな、と、不安が確信に変わるとき、また一つ小さく成長できた気がする。

田んぼに入ったら、30センチ間隔に結び目がある紐を物差しにして、メンバー一列になって植えていく。


写真で見たことがあった、あの一列に並んで植えるあの図。
「見た目だけのこと」と、そんな言葉をかけられたやり取りもあったけど、それが手植えの基本だということも体験してよくわかりました。

あとは今までのお米作りは、機械による田植えオンリーだったため、シフトで今日が田植え、となっていても、機械に乗れるのは一人だし、その日の自分の出番はなし、という認識だった。
でも手植えを体験してみて思うのは、人が多く集まるとそれなりに楽しいし、活気づくし、この後の栽培の管理において団結する気持ちが生まれる気がする。

団結するっていうことが、最近とても大事なんじゃないかと思う今日この頃。
どちらかというとチームプレーより個人プレーの方が性格的に合っている私は、「団結する」とか「みんなで」とか「チームワーク」という言葉が、なんかこそばくてあまり好きじゃないはずなのに、農業をするようになってから、自分の口からそう言う言葉を発していることに気づいた。
そしてチームプレーが案外自分が思うほど嫌いじゃないのかも??と新しい自分の発見にもつながっているような気もする。

個人プレーも好きだけど、チームプレーも好きかもねって 笑
輪を乱す要素たっぷりの私だけど……笑

そして講師の森君から借りた本が、私の好奇心のスイッチを押した。んっとに、、どうしましょ。


理系脳の私は、目の前に起こった現象の観察、分析が好きで、まさにお米作りを通して植物の生長や土中環境について知りたいことがどんどん出てくる。

非農家の私が、こんなに好奇心をくすぐられるお米作りに挑戦できるなんて、本当に感謝以外のなにもない。
誰に感謝したら……と考えたら、もうきりがないくらい色んな人が浮かんでくるのです。
47歳……今でも十分豊かな人生だと思います。 
これからももっと色鮮かで中身が濃い、豊かな人生にしていきたい。
挑戦したいことがまだまだたくさんあります。
挑戦できる今日がある、明日があるって……当たり前ではないですよね。

約4ヶ月後の稲刈りまで。
私はこの田んぼから、お米から、どれだけのことを学べるだろうか。
4か月後の自分は今より少しでも賢くなっていますように☆

次からは田んぼの管理やお米の成長具合をブログ記事で上げていきたいと思います。



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