イノコズチエキス、仕上がりました。
毎日歩くお庭でも、大好きな場所だから変化に気づく。
最近はコスモスが終わりかけ、初夏に採り損ねている山椒の実はすっかり赤くなり、中から黒く光る種も見えている。
真っ赤なサルビアゴールデンデリシャスも咲き始めた。
まもなく葉を落とすユキヤナギに絡みついているヘクソカズラの実がいい色に染まり始め、採り頃のむかごも現れだしている。
この秋が深まる季節の移ろいを感じるお庭が大好き。
手入れが行き届いたきれいなお庭ではないのだけど、等身大の自分をうつしているようで愛着がわく。
そんな中、少し前に収穫したイノコズチのチンキ剤の仕上げ作業を行った。
きれいな深いグリーンのチンキ剤が出来上がった。
イノコズチのプロフィールは以下の通り。
ヒユ科 Achyranthes fauriei 東アジア各地に広く自生するヒユ科の多年草。
牛膝はイノコズチの根。9~11月に採集する。太くて質の柔らかいものが良品とされる。微臭、わずかに甘く、粘液性。
うん、かじるとほんの少し甘みを感じる。
高額な薬草じゃないのに、含有もされているフィトケミカルから様々な場面で使うことができ、メディカルレベルもも高い。
メディカルハーブは、エキナセアや当帰、キキョウ、紫根(ムラサキ)のように根が一番薬効高いのだけど、根を収穫するということは株を収穫するということで・・・・貧乏性なのかエキナセアとかキキョウの根とかはなかなか収穫できないのですよ・・・・この根を置いておけばまた来年花が楽しめるのになーなんて思うとね、掘り起こせない。
ところが、イノコズチはどう???引っこ抜くことに快感覚えながら収穫しているよ。誰も種もまかないのに勝手に増えてくる子たち。使わせてねーっっと明るい気持ちで話しかけながら収穫しています。そして私は根だけではなく、葉と根、全部使用しています。
何が嬉しいって・・・薬効とかじゃなくて(それはおまけみたいな感じ)、「雑草」とみられているものが自分の生活に入り込み、私含めた家族がその恩恵を授かっているのが楽しいしありがたい。うれしいんよね。
こんな風にイノコズチを題材に取り上げると、それが欲しくなる人もいるかもしれない。
ううん、そうじゃなくて、明日の朝、ちょっと家の周りを歩いてみて、目に入った草の名前を知っているか自分に問うてみて、知らなければ調べてみて、そしてどんな草の仲間なのか(何科かとか)、昔の人はどんな風に使っていたのか調べてみてほしい。きっとその土地に住む人にピッタリの草が身近にあるはず。
それが私の思う「地産地消の植物療法」
難しいことは何一つなくて、身近な植物を見直して使ってみるだけ。生活に取り入れてみるだけ。口にするのが怖ければ、飾ってあげたりお風呂に入れたりするのも、生活に取り入れる方法のひとつですよ(^_-)-☆
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