ロゴの作成【想いを絵に乗せること】
大好きな、大尊敬する先輩が日本で再始動するにあたり、新しい屋号のロゴを作成させて頂きました(感激)
一緒に作るって、共鳴・共振すること
似たような温度、感覚を共有することと、お互いの少しのズレが新しいものを生み出すスパイスみたいな感じで活きて、
あ〜それそれ、あ〜そうくる?うわ〜〜〜可愛い!という連続だった!
それを積み重ねて行くうちに、「絶対良いものが出来る!」の確信になっていく。その確信が生まれたら、間違いなく良いエネルギーを持ったものになると思う!
どんな気持ちで作ったか、って必ずイラストに投影されるからすごく大事。
なんでもそうだよね〜、料理も仕事もレッスンも。
まず、コンセプトを文章で送ってもらい、理解出来るまで読み込む。
そして、核となる部分を探す。
屋号は「L-LOE ~Love Lives on Earth~」
命、それぞれの命・魂、みんな繋がっている、地球、一人一人の魂が輝く、国境や国籍は関係なく、みんな同じ地球に生きる人間。
ビデオ電話で話ながら、共有して、それをイラストにしていく
更に核を掘っていくと…
命・魂の形はそれぞれ個性があり、カラフルやモノクロの世界。
(話していたとき、ちょうどBlack Lives Matterが注目されていたり、先輩がアメリカで過ごしてきた1年間で感じた事が新しい視点となって反映されているのかな〜と感じた)
カラフルとモノクロの境界線には何がある?
真ん中にLoveがある
第一案がこちら。
これをブラッシュアップしてこんな感じに。
完璧な丸もあれば、欠けているもの、不完全なものがある。
それぞれ個性があり、そこには正解も不正解もなく、存在が認められて在る状態。
ん〜〜かわいい!
これを提案して、いくつか変更点が出ました!
提案⇄変更のやりとりがすごく楽しい。
ブラッシュアップしていく作業だし、核を掘って理解して深めていく作業。
<変更点>
・モノクロ、カラーにあるモチーフ達をシンメトリーにする
(形は同じだけど、色が違うっていうのもすごく意味がある!)
・モノクロ、カラーの位置を逆に配置する(見栄え的にこちらの方がよい)
真ん中の丸については沢山悩んだ〜。
真ん中に丸があることで、モノクロとカラーの世界が分断されずに繋がる、という意味で丸を作りました(最終的に丸はなくなります)
真ん中の丸には「love」がある。
迷ったら、全てコンセプトから降ろしていく作業。
そこに意味がないと絶対にダメだから。
次に、屋号をどんな感じで入れて行くか、4案。
2の糸の感じがいいな〜となる。
これは、絶対に2になるだろうな〜と思って提案をした!
だって意味があるもん。
Loveがカラーとモノクロを繋ぎ、真ん中にいることに意味があるから。
Loveの上の部分が何かに繋がりたい、何だろう?と悩みましたがすぐに出てこなかったので、少し寝かせることに。
絶対に、ピン!とくるやつが降りてくるはずだから。
この辺りは妥協したくないポイント。
そんな感じで進めていたら…
ちょっと変化球があって、「境界線をまっすぐにせず、陰陽のマークみたいにしたらどうなる?」って言われて、ピピピピーーン!ってなった!(わ!これだ!っていうこと。笑)
タオのマークをそっくりそのままだと野暮な感じがするから、オマージュする方向で描き直してみることに…
全体は丸いけど、境界線は緩やかな曲線。
国境も県境も、境目ってまっすぐじゃないもんね。
曲線にすることで、柔らかい印象になる。
3つのデザインの中から選んでもらう。
デザインが変わったことで、Loveをどこに入れるか、、を話し合っていたら、、先輩が、突然!
「Loveは愛であり、光なんだ!」って閃いて。(すごい!)
個性ある魂(宝石)が少しずつぼかされて、光になって、その光が境界線。
(関係ないかもしれないけど、このときちょうどSakanactionの光オンライン2days中で、光の演出をずっと見ていたときだったから、「わあああああ、光〜〜〜〜!!」ってなった。笑)
はっきりした塗り方ではなく、ぼんやり輝く光になる塗り方に変える。
そして、これ!色を付ける前。
色を付けると…!!!
めちゃくちゃ素敵。。
次に、屋号をどう乗せるか、とフォント。
名刺にするとしたら、どこにロゴを載せて、どんな文字にするか。
これは直感、見栄え、好き嫌いで決めてもらう。
縦・横パターン
フォントも数種類
完成したのはこちら!
コンセプトから忠実に具現化して、多くの意味を込められたし、このロゴについて話したら沢山のこだわりと、想いが溢れてくるし、きっと多くの人から愛されるかわいらしい雰囲気のロゴになって、もう超大満足。
私もこれを作成していたときの感覚は新しくて、もうこんんんんんなに楽しいことってあるのかな!っていう興奮が続いてた!笑
素晴らしい経験、ありがとうございました!
fulcurm design 【フルクラム デザイン】
mari
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