ニュージーランド旅行にi-siteを活用してみよう！
ドタバタな旅のはじまり
４月のある日、日本の友人から２か月後にニュージーランドに遊びに行くよと連絡があった。航空券は既に購入したそう。どこに出かけたいか希望を尋ねたら連絡が途絶えてしまった。
再び彼女から連絡が来たのは、到着日の１０日前。ニュージーランド観光の定番クイーンズタウンとテカポに行きたいとのこと。普段の仕事などの傍ら、観光情報を集めて、彼女の希望をメールで確認しながら計画を立てるには日数が短い。そして彼女の滞在日数は５日間と短いので、ちゃんと計画しないとほとんどなにもせずにあっという間に帰国の日になってしまう。私は決して観光情報に詳しくはないので、むむむ、これはなかなかの大仕事。
結局彼女がニュージーランドに到着した時点で決定していたのは、クライストチャーチの私の家に２泊→クイーンズタウン１泊→テカポ１泊→クライストチャーチに戻って１泊→翌日早朝に空港へ、という流れと、クイーンズタウン行きの航空券だけだった。心配。
初日の夜に、彼女と直接話しながらまずはクイーンズタウンのバックパッカーの予約をオンラインで済ませた。数年ぶりの再会なので、お互い積もった話がある。旅の情報収集ばかりに時間はあてられない。現地で何をするかは、もう行ってから決めようとなった。
時短、労力節約になるi-site（アイサイト）!
６月のニュージーランドは冬。季節は旅先で出来ることを左右する。バンジージャンプに行ってみたいと彼女は言うが、寒い時期はやってるのか？複数の業者があるので、それぞれのウェブサイトを見て比較するのもなかなか時間をくう。友人は観光ガイドを目指しているとのことで、ガイドツアーに参加出来たら勉強になるからそれもいいなとのこと。自分たちでネットで情報を漁るより、現地で観光客の案内をする人たちに聞いた方が絶対早いし、なにが今の時期やってないなどの情報ももらえるはずだから、i-site（アイサイト、観光案内所）にまっすぐ行こう！となった。
クイーンズタウンの空港から街の中心部へバスで移動し、あらゆる観光パンフレットがずらりと並ぶ i-site 店内へ。カウンターに座る南米系のお姉さんに話しかける。今日の午後にできるアクティビティって何がありますか？と尋ねるとパンフレットを５種類カウンターに並べてくれた。バンジージャンプはその中になかった。きいてみると、車で４５分移動しないと着かない場所にあるらしい。私たちは車がない。選択肢から外れる。（しかし後で調べてみたら、バンジージャンプの場所へ連れて行ってくれるバスを運行している会社を発見。気になる方は更に調べてみてください。）その代わり、スイングというふたりで同時にできるバンジージャンプに似たもののパンフレットは選択にあった。これどうかな、と友人と話すと、今日やるには寒いと思うよと、お姉さん。確かに。今日は曇りで息が白い。この時点でなかなか寒い思いをしているのに、わざわざ更に寒い思いをするのは気が乗らない。選択肢から外れる。
結局、『ロード・オブ・ザ・リング』などの映画で使われたロケ地巡りのガイドツアーを選んだ。ニュージーランドの豊かな自然は、よく映画撮影に利用される。13時半に集合場所に行けば良いとのことだったので、1時間ちょっと街の中を散策すれば時間的にも私達に都合が良かった。お姉さんがその場でツアーの予約をしてくれる。
明日テカポに移動するんだけど、と移動の選択肢を尋ねてみる。レンタカーかバスね。でも、自分で運転するとなると、今の時期は路面が凍ってる場所があるかもしれないから、それの対策をしないといけないわね、とお姉さん。そうだ、路面の凍結の心配があった、と気づく。カーブが続く慣れない道でスリップ事故の可能性を想像する。私は免許はあるが普段は運転しない。友人を事故に遭わせたくない。じゃあバスで行こう、となる。お姉さんとの会話のお陰で決められた。
ガイドツアーとテカポ行きのバスをまとめてお会計してくれて、支払いがその場で完結。ほっ。数分で、私たちの午後の予定が決まり、明日の交通機関の手配まで済んだ。そうして心置きなく街中を散策した後、私たちはガイドツアーの集合場所へ向かった。
ニュージーランドには70か所近くの i-site がある
なんだか回し者のようだか、そうではない。しかし今回の旅で、観光案内所というものを活用し、ものすごく助かった。行き当たりばったりの旅スタイルの人、自分である程度調べたけど、もっと現地に詳しい人からも情報をもらいたい人、面倒くさがりの人、優柔不断な人、オンライン予約は慣れてなくて自信がないわという人、様々な人におすすめだ。
英会話の良い実践にもなるし、i-site のウェブサイトによると、ほとんどの店舗が多言語対応となっているので、日本語が話せるスタッフがいるか、ネットの翻訳機能でも使って上手く対応してくれるのかもしれない。
isiteは旅の計画全般をお手伝いしています。
・旅程の計画と必要な情報
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・ほとんどのisiteが多言語対応
より知りたい方は i-site のウェブサイトへ。
このウェブサイト上でも、自分でツアーや宿泊施設の予約も効率よくできるので便利。英語に自信がなくても、googleの機能でページ全体を日本語に翻訳すれば大丈夫。
この情報が、楽しい旅のお役に立てますように！
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