大解説!「トレンドブログは本当にブログ」と呼べるのだろうか?
近年、インターネット上で情報収集をする人が増え、それに伴いブログも数多く誕生しています。しかし、その中には「トレンドブログ」と呼ばれるものがあり、その存在意義が疑問視されています。
トレンドブログとは、主にGoogleトレンドなどのツールを用いて、
その時に話題になっているキーワードを記事にするブログです。
内容は、ニュースサイトのまとめや、他人のブログからの引用が多く、
独自性やオリジナリティが乏しいものが少なくありません。
広告業界では、MFA(made for advertising)と呼ばれる、
広告主にとって不利益なサイトであると認識されています。
トレンドブログはは本当にブログと呼べるのでしょうか?
深く掘りこんでみましょう。
報道機関のニュースサイトの真似事
トレンドブログは、ニュースサイトと似ている点が多くあります。
それは、
速報性:話題になっている情報をいち早く記事にする
簡潔性:情報を分かりやすく簡潔にまとめる
客観性:自分の意見や感想を交えずに情報を伝える
しかし、ニュースサイトとの決定的な違いは、情報の信頼性です。
ニュースサイトは、独自の取材や調査に基づいて記事を作成していますが、トレンドブログは多くの場合、二次情報に基づいています。
そのため、情報の正確性や信頼性が担保されていないのです。
速報性:
話題になっている情報をいち早く記事にする
トレンドブログにおいて、速報性は重要な要素の一つです。話題になっている情報をいち早く記事にすることで、読者の関心を引き、アクセス数を増加させることができます。
しかし、速報性だけを追求すれば良いというわけではありません。情報の正確性や信頼性を犠牲にしてまで速報性を追求することは、読者の信頼を失うことに繋がりかねません。
簡潔性:
情報を分かりやすく簡潔にまとめる
トレンドブログは、ニュースサイトのように情報を分かりやすく簡潔にまとめることが重要です。しかし、単に情報を羅列するだけでは、読者にとって価値のある記事とは言えません。
客観性:
自分の意見や感想を交えずに情報を伝える
トレンドブログは、ニュースサイトと似ている点として、客観性を挙げられます。しかし、その客観性には、報道機関とトレンドブログの間で大きな差異が存在します。
報道機関は、独自の取材や調査に基づいて記事を作成します。取材対象者へのインタビューや資料調査など、多角的な情報収集を行い、事実関係を正確に伝えることを重視します。また、記事の内容には、複数の情報源を用いることで、情報の信頼性を高めています。
一方、トレンドブログは、多くの場合、二次情報に基づいています。つまり、他のブログやニュースサイトから情報を収集し、それを再構成して記事を作成しているのです。情報源が限られているため、情報の正確性や信頼性に疑問が残ります。
さらに、トレンドブログは、情報の速報性を重視するため、情報の真偽を十分に確認せずに記事を公開してしまうことがあります。誤情報やデマを拡散してしまうリスクも高くなります。
報道機関は、ジャーナリストの倫理に基づき、客観性と正確性を追求しています。一方、トレンドブログは、収益化やアクセス数稼ぎを目的としているため、客観性が犠牲になってしまうケースがあります。
客観的な情報伝達とは、単に自分の意見や感想を交えずに情報を伝えるだけではありません。情報の正確性、信頼性、そして多角性を担保した上で、読者に誤解を与えないように情報を伝えることが重要です。
トレンドブログは、情報の真偽を十分に確認せずに記事を公開してしまうことがあります。これは、客観的な情報伝達とはかけ離れた行為であり、情報の信頼性を損なうだけでなく、読者に誤解を与える可能性もあります。
独自性やオリジナリティの欠如
トレンドブログは、多くの場合、以下の特徴があります。
内容が薄い:情報の羅列に終始し、独自の分析や考察がない
文章が稚拙:誤字脱字が多く、読みにくい
読者への貢献度が低い:読者が記事を読むことで得られるものが少ない
このようなブログは、読者にとって価値が低く、
すぐに飽きられてしまう可能性があります。
内容が薄い:
情報の羅列に終始し、独自の分析や考察がない
トレンドブログは、話題のキーワードを基に記事を作成するため、
似たような内容の記事が溢れやすく、
独自性やオリジナリティが欠如しがちです。
多くのトレンドブログは、ニュースサイトや他人のブログからの情報をまとめただけの内容で、独自の分析や考察が欠如しています。
単に情報を羅列するだけなら、読者はわざわざそのブログを読む必要は
なく、情報源となったサイトを直接閲覧すれば済みます。
文章が稚拙:
誤字脱字が多く、読みにくい
トレンドブログは、情報の羅列に終始し、独自の分析や考察がないものが少なくありません。また、誤字脱字が多く、読みにくい文章も見られます。
これらの問題は、読者離れの原因となり、ブログの質を低下させます。
読者への貢献度が低い:
読者が記事を読むことで得られるものが少ない
トレンドブログは、多くの場合、以下の理由により独自性・オリジナリティが欠如し、読者への貢献度が低くなります。
1. 二次情報への依存
トレンドブログは、ニュースサイトや他人のブログなど、二次情報に頼って記事を作成することが多いため、独自の情報や見解が乏しくなります。
読者は、すでに他のサイトで得られる情報をわざわざトレンドブログで読む必要はありません。
2. 浅い分析
トレンドブログは、話題になっているキーワードを表面的に追いかけるだけで、深い分析や考察が欠如していることが多いです。読者は、単なる情報の羅列ではなく、その情報から得られる学びや洞察を求めています。
3. 稚拙な文章
トレンドブログは、文章表現が稚拙で、誤字脱字が多い場合があります。読者は、読みやすく、分かりやすい文章で書かれた記事を読みたいと考えるのは当然です。
4. 読者目線の欠如
トレンドブログは、広告収入を目的としており、読者への貢献度よりも収益化を優先している場合があります。読者は、自分の役に立つ情報を提供してくれるブログを求めています。
5. テンプレート記事
トレンドブログは、SEO対策のためにテンプレート記事を作成することがあります。テンプレート記事は、個性やオリジナリティが欠如し、読者にとって魅力的なコンテンツではありません。
SEO対策に特化した「偽りのブログ」
多くのトレンドブログは、
検索エンジンで上位表示されることを目的としています。
そのため、キーワード選定や記事構成にSEO対策が施されています。
しかし、そのような記事は、読者のことを全く考えていない
「偽りのブログ」と言えます。
検索エンジン上位表示を目的とした記事作成
トレンドブログの記事は、検索エンジンで上位表示されることを目的として作成されています。そのため、以下のような特徴があります。
キーワード選定:検索ボリュームが多いキーワードを記事の
タイトルや本文に盛り込む(芸能人➕〇〇で書く)記事構成:検索エンジンに好まれるような構成で記事を作成する
内部リンク:関連記事への内部リンクを設置する
情報の鮮度が劣化されやすいのではないか?
衝動は強かったとして、正確な情報(放送や紹介もされていない)
状態でサジェストワードを用いた関連記事を書いたとして、
1年後、数年後にその順位を維持できるとは言えない。
これらの対策は、検索エンジンで上位表示される可能性を高めますが、
読者にとって必ずしも有益な情報とは限りません。
独自性やオリジナリティの欠如
トレンドブログは、多くの場合、以下の特徴があります。
内容が薄い:情報の羅列に終始し、独自の分析や考察がない
文章が稚拙:誤字脱字が多く、読みにくい
読者への貢献度が低い:読者が記事を読むことで得られるものが少ない
このような記事は、読者にとって価値が低く、すぐに飽きられてしまう可能性があります。
情報の信頼性
トレンドブログは、情報の信頼性が低い場合が多いです。その理由は、以下の通りです。
二次情報が多い:一次情報ではなく、他のブログやニュースサイトからの情報を引用していることが多い
情報の出典が不明:情報の出典が明記されていないことが多い
事実に誤りがある:情報の確認が不十分で、事実に誤りがある場合がある
読者は、このような情報の信頼性を判断することが難しく、誤った情報を信じてしまう可能性があります。
読者にとっての価値
トレンドブログは、読者にとって以下の点で価値が低いと言えます。
有益な情報が少ない:情報の羅列に終始し、読者が求めている情報が得られないことが多い
読みづらい:文章が稚拙で、誤字脱字が多いため、読みづらい
すぐに飽きられる:独自性やオリジナリティがなく、
すぐに飽きられてしまう
読者は、このようなブログからすぐに離脱してしまう可能性が高いです。
ディスプレイ広告への依存
トレンドブログは、そのアクセスの集まり方を悪用して、
広告主に不利益を被るようなディスプレイ広告収益への依存をしている
と言えます。
広告枠の乱用
ディスプレイ広告収益がビジネスの対価であることを理解できていない
広告枠の乱用
トレンドブログは、他のブログと異なりディスプレイ広告において、
Adsenseなどのインプレッション型の広告が収益性が高く、
アフィリエイトと違って掲載するだけでいい事から乱用されやすいです。
ディスプレイ広告収益がビジネスの対価
であることを理解できていない
これはAdsenseを使う殆どの個人ブロガーに言えるかもしれませんが、
Adsenseの掲載するだけで広告の内容を選ばずコンテンツの一貫性を
問わず、
収益化できると言う点からディスプレイ広告収益がビジネスの対価である
ことを理解できていない、または忘れていると言えます。
ブログやウェブビジネス本来の目的の喪失
ブログは、自分の考えや思いを自由に表現する場です。
しかし、今個人ブロガーの認識は非常に偏った物で
金に目がくらみすぎ
無価値な情報発信は本当にビジネスと言える?
コンサルの洗脳に弱すぎる状況が起きている
となっていると言えます。
金に目がくらみすぎ
近年、トレンドブログにおいて「金に目がくらみすぎ」という問題が指摘されています。これは、ブログ運営者が収益化にこだわりすぎ、本来のブログの目的を見失っている状態を指します。
具体的には、以下のような問題が挙げられます。
SEO対策やアクセス数至上主義
多くのトレンドブログは、検索エンジンで上位表示されるためにSEO対策に注力しており、記事の内容よりもアクセス数を重視する傾向があります。
低質な記事の量産
アクセス数を増やすために、質の低い記事を大量に生産するブログ運営者が増えています。
広告の過剰な掲載
収益化を目的とした広告を過剰に掲載するブログ運営者が増えています。
これらの問題によって、ユーザーにとって価値のないブログが増加し、ブログ全体の質が低下しています。本来、ブログは自分の考えや思いを表現したり、情報を発信したりする場であるはずです。
しかし、「金に目がくらみすぎ」なブログ運営者は、
収益化だけを目的に運営しており、ユーザーのことを考えていません。
無価値な情報発信は本当にビジネスと言える?
何の独自性もユーザーや広告主にとっても有益性の無い、
芸能人の結婚やニュース、アイドルユニットの素性や来歴などを
まとめた情報発信をビジネスと言えるのでしょうか?
ビジネスとは本来、
・訪問者(エンドユーザー)
・情報発信者(パブリッシャー)
・広告主(デマンド)
この三つが互いに立場を理解し、それぞれにベネフィットを与えることで
成り立っていると言えます。
しかし、トレンドブログはパブリッシャーの一人勝ち、
こんなものはビジネスとは言えません。
コンサルの洗脳に弱すぎる状況になっている
多くの初心者ブロガーは、金儲けへの焦りから本来のブログ目的を見失い、コンサルの洗脳や詐欺に遭いやすい状況に陥っています。
1. 金儲けに焦るあまり、判断力が鈍る
初心者ブロガーは、短期間で大きな収益を上げたいという焦りから、冷静な判断力を失ってしまうことがあります。甘い言葉で利益を約束するコンサルタントの言葉に惑わされ、冷静な判断をせずに契約してしまうケースが少なくありません。
2. 情報リテラシー不足
情報リテラシーが低い初心者ブロガーは、真偽不明の情報や悪質な情報に騙されやすい傾向があります。コンサルタントが提供する情報が正しく、本当に利益に繋がるかどうかを判断できないまま、高額なコンサルティング契約を結んでしまう可能性があります。
ブログコンサルは情弱にとって囲みやすく洗脳のしやすい、
ネットビジネスです。
初心者=情弱=金づると思われているブログコンサルに
ホイホイ話を聞いたり、商材を買っていたりすると・・・
さらに判断力が鈍りブログ以外の日常生活でも詐欺に
遭いやすくなると言えます。
3. 承認欲求の高さ
初心者ブロガーは、周囲からの承認を得たいという欲求が強い傾向があります。成功を約束するコンサルタントの言葉に耳を傾け、その方法に従うことで、自分も成功できると思い込んでしまうことがあります。
4. 簡単な方法を求める
初心者ブロガーは、努力せずに楽に稼ぎたいという気持ちを持っていることがあります。そのため、コンサルタントが提供する「誰でも簡単に稼げる」という甘い言葉に惹かれてしまうのです。
5. 孤独感
一人でブログを運営していると、孤独感を感じることがあります。コンサルタントは、そんな初心者ブロガーに寄り添い、仲間意識を与えて安心感を与えることで、信頼関係を築き、契約に結びつけようとするケースがあります。
これらの理由から、トレンドブログ初心者は、洗脳や詐欺に遭いやすい状況に置かれています。金儲けへの焦りや情報リテラシー不足を克服し、冷静な判断でブログ運営を行うことが重要です。
結論:トレンドブログは「ブログ」と呼べない
以上のことから、トレンドブログは「ブログ」と呼ぶにはふさわしくないと考えられます。
情報の信頼性や独自性、オリジナリティが欠如しており、
読者・広告主にとって価値が低いからです。
ブログを運営するのであれば、トレンドに流されるのではなく、
自分の個性や専門性を活かした記事を作成することをおすすめします。
アフィリエイトメディアを運用したり、
自分の分からなかったこと
興味のあること
好きな商品・サービス
ゲームの攻略情報などなど
独自性の高いメディアを運営して少ない広告枠で収益を上げて行くこと
健闘しましょう。
それでもトレンドブログをやるのならせめて広告枠は少なめに
適切な広告枠で運用してほしいものです。
じゃないとインターネット広告と言う概念が崩壊して
Adsenseどころじゃなくなります。