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NY紀行③


ここまでは飛行機である程度書いてたのでね…

10/9


4日目

朝マックをすると決めて出発!買ってセントラルパークいくの最高じゃない?え、最高。というノリで毎朝行き先を決めてました。のんちゃんありがとう。

前日、ほかのキャストから「30分以上待ったけど出てこなくて置いてきた」「店員さんとけんかしないと商品が出てこない」など物騒なことを聞いていたのでドキドキしながら行きましたが、物騒なのはトイレの手前でbadに入ってしまってる人がいただけで、わたしのマックグリドルは普通にすぐ出てきました。

グリドル、日本にもあるらしいんですが初めて食べた!!めちゃくちゃ美味しい😭なにこれ😭ハッシュドポテトは日本のと同じ味がしました。



マックまでに通りがかったパン屋さんでハムとチーズが挟まったクロワッサンと紅茶を買っていたのでドリンクは無し。買ったものを持ってセントラルパークへ行き、石に座って食べました。例に漏れずのんちゃんと。のんちゃんは毎朝アラームをかけてくれてるので、ちゃんと起こしてくれます。


パークにはわんちゃんがたくさん散歩していて癒されつつ、わたしはリスが見たかったんですが見られず…めちゃくちゃそこらじゅうにいるよ!と聞いていたのですが、リス運がなかったようです。これまた次回に持ち越し。
劇場までの道のりでのんちゃんが「ああやって電線に靴がぶら下がってるところで大麻が買えるらしいですよ」と教えてくれました。赤ちゃんみたいな顔をしてたまにゴリっとした一面を垣間見せてくるところが好きです。

ここか…

場当たりの間にすこし時間ができたので、彩加と行こうと約束していたショップにダンスヒールを買いに出かけました。
ニューヨークはストリートの番号が大きくなるほど、つまり上に行くほど治安が悪くなります。また、西側の川の方もやや不穏です。私たちが日本にいる時から絶対に行こうと約束していたLaDucaというシューズやさんはちょっと西だったんですが、道にコワモテがたむろしていたり、カジュアルに尻ポッケからナイフを取り出してちらつかせるホームレスに遭遇して肝が冷えました。

LaDucaでは男性の素敵な店員さんがしっかり足のサイズを測ってくれて、ぴったりなシューズを出して来てくださり、運命の一足に出会えました。わたしがいま稽古で使っているヒールは16歳の時初めてダンススタジオの発表会でウエストサイドストーリーをやったときに買ったもの。16年越しに、NYの西側で新しいシューズを買ったことも、どこか運命じみているような。


シューズを買ってホクホクで劇場に帰る途中、なにこれ〜可愛い〜クッキー屋さんがある!と入ってなんの気なしに買ったクッキーが、突如歴代一位の美味しさを叩き出しました。

歩きながらかじって叫んだ瞬間


Schmackary's
地元の人も知る人ぞ知るクッキー屋さんだそうですが、今回ニューヨークで出会えてよかったもの1位かもしれません。
かじった瞬間に世界が輝きます。サクッとしているけどしっとりしてる、香ばしさの中に余計な雑味がなく、ほろほろとして甘い。
歩きながらうまーー!!と叫び、ちぎりながらちまちま食べていたら全部食べ切ってました。あまりのおいしさに劇場着いてからみんなに布教してまわり、帰る前にも6枚買いました。のんちゃんは20枚くらい買ってました。

たしかこの日のケータリングでタイ料理が出たんですが、それがめちゃくちゃ美味しくて。。みーんなおかわりしてました。わたしもパッタイとチャーハンお代わりした記憶あります。

10/10


5日目

奥に見えるのが前日行ったデリです

朝は、
ずっと気になっていた劇場ちかくのAngelinaというパン屋さんへ。

クロワッサン🥐のボンボローネおいしそう

なかにクリームが入ったボンボローネというイタリアのドーナツが美味しそうだなーって通るたびに思ってたんですが、朝なのでクリームがしんどくてわたしはフォカッチャにしました。フォカッチャにハムとチーズを乗せてパイ生地を乗せて焼いてるようでサクサクで美味しかったな。のんちゃんは朝からクロワッサンとドーナツを食べてました。

おもかった




この日、フォカッチャの油にやられながら劇場入りすると、ケータリングに朝ごはんが出てました。入り時間によって朝ごはんがある日、昼ごはんがある日、夜ご飯がある日があるんですが全員あんまり把握してなくて、朝食べちゃったー!(しかも重いのー!)って思ってとりにいったら。わたしが食べたかったベーグルやさんの一つ
エッサベーカリー
でした!!!


ウーンちょっと劇場から離れてるしな〜なんて渋ってたら、ベーカリーの方が来てくれた!!!
嬉しくて、「わたしの心読んでるんですか!?」と食らいついてしまいました。ベーグルとクリチやジャム、サーモンが用意してあって、自分で好きなようにカスタムできました。わたしはシナモンレーズンのベーグル(馬鹿の一つ覚え)にクリチとブルーベリージャムを挟んでいただきました。あとチョコレートのマフィンと、これまた差し入れいただいてたドーナツまで確保。これが""強欲""です。

フォカッチャに押されて空腹状態では楽しめなかったエッサベーカリーはニューヨークNo.1とも言われてるベーグル屋さんで、日本でもエッサで修行してきた方が出してるベーカリーが何点かあります。前回の記事で紹介したMARUICHI BAGLE、水天宮前のオーゾウベーグルとかがそうです。日本でニューヨークベーグルを楽しむならこの2店がおすすめです。マルイチは場所柄平日のお昼時も行列してるので時間のある時にどうぞ。うん、わたし誰?

にしても、朝ごはんでベーグルとマフィン、フルーツ、コーヒーをいただいてるとき、自分がニューヨークにかぶれはじめている実感を得ていました。

この日は一日、プレスコールとドレスリハーサル(ゲネプロ)です。
プレスコールは日本でもたまに東宝とかでやる、歌がある記者会見みたいなやつです。

スパルタミリタリー、星渡りの唄、巨人戦(≠阪神戦)、訓練、NONをギュッとしたセットリストなんですが、このショーケース、本当すごくて、わたしも前から見たかった。キムタクさんとケンタさんがソロをやってて、イキイキと輝いてました。お二人とも、わたしより年上なのに本当に体力エグい。というかBA全員、本当に全員特殊能力あってすごいので、プレスコールや訓練の曲でソロ回ししたりしてお客様から歓声が聴こえてくると、「正しい!!!これが正解!!!!」となんだかわたしまで誇らしく嬉しい気持ちになりました。奇行種のオープニングはプレスではやらなかったけど、初日とか出ていくだけでHoooo!ってなってて、そうでしょう、みんな気持ち悪いでしょう?とスクリーンの裏で後方彼氏ヅラしてました。あ、知ってます?BAはBlade Attackersだけじゃなくてバケモンの集まり(Bakemon no Atsumari)という意味もありますからね(大嘘)

そしてショーケースのあとに記者会見があり、エレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ、エルヴィン、豪さんが質問を受けていたんですが、あれどこかに全部掲載されたらいいのになぁ。楽屋で聞いていて感動してしまった。

ゲネプロもプレスコールも、関係者やプレス関係の人たちばかりで、客席に1〜2割しか入ってないのに、歓声や拍手をあげてくれて「これがアメリカか!」と感動しました。「忖度」って、やっぱ日本特有の言葉なんだなぁ。演劇だろうがダンスだろうが歌だろうが、有名だろうが無名だろうが、素晴らしいものにはちゃんと歓声をあげ、拍手を送る。そういう土壌があると、文化はよく育つのでしょうね。


見方がわかれば見やすい掲示板

ドレリハを終えたらまだ夕方だったので、彩加とのんちゃんと、あとたまたま通りがかった樹来と、電車でチェルシーマーケットまで行くことにしました。

ちなみにこれが行き(C)、


これが帰り(E)なんですが、

同い年の彩加


たつきとのんちゃん、いい写真
このあと隣の赤いターバンの人が突然叫んで心臓が止まった

行きはC、帰りはEに乗りました。行きのCではスピーカーを持って乗り込んできて曲に合わせてラップをするメーンたちが入ってきてドキドキ。帽子をこちらにむけてチップを要求してきました。いやいや、それ、被せありですよね?歌入りに合わせて歌ってますよね?チップもらえるクオリティだと思ってるんですか?
とは言わずに、ただ挙動不審に無視することしかできませんでした。無力…ッ‼️

ニューヨークの電車はCよりEのほうが綺麗なんだとのんちゃんが教えてくれました。たしかにCは外房線、Eは総武線って感じでした。伝われ

時はドレリハ終わり。疲れもありぐずぐずしていたらチェルシーマーケットについたのは19時半でした。Googleでは22時までってあったのですがそれはレストランのことで、それ以外のほとんどの店が20時くらいで閉店で、もうやってる店はすくなかったんですがわたしはここで、運命のチョコレート屋さんに出会いました。

Li-Lac Chocolate

渡米前にグランドセントラル駅の近くのほうの店舗をピン留めしていて、でもちょっと劇場から離れてるし〜と渋っていたらたまたまチェルシーマーケットで遭遇!ここ!行きたかったとこ!とスモアサンドとグラハムクラッカーチョコレートを買ってチップをわたしたら、🍫のピアスをした可愛い店員さんがチョコレートがけプレッツェルを一つ手渡してくれました。

これが衝撃のおいしさで!

のんちゃんと「え、うまぁ‼️」と5回くらい言って踵を返しもう一回お店に戻ると、これ1個1ドルなのです。

わたし「え、何個かう?」
のん「んーのん20個かう。足りるかなぁ?」
わたし「………………かなぁ?」

アメリカにきて金銭感覚がおかしくなってるのもあり、1ドルでこんな美味しいなら20個で!となり、二人して20個ずつ買いました。店員さんの営業力が勝利した瞬間でした。ちなみに帰国して1日ですがあと6個くらいしかありません。


ほんでまたこのスモアが天才の所業だったんですよ…

チョコレート爆買いの前に、駆け込みで本屋さんにも行きました。閉店ギリギリに行くには惜しいくらいの品揃えで、トートバッグとかぬいぐるみとかお手紙セットとか、ほんと可愛くてねぇ。店員さんが大声を出して閉店を知らせるスタイルのお店だったので、冷や汗をかきながら大急ぎで選んだトートとポストカードセットを買って泣く泣く帰りましたが、ステッカーとか他にも色々可愛いのあったの。お土産に最適なお店でした!次回ゆっくり見たいな!

このトートバッグも🗽

帰り、なんか汁が飲みたいわたしは、チェルシーのちかくでチキンヌードルスープをテイクアウトしてホテルでいただきました。麺がどことなく一蘭の味がして、早く一蘭が食べたくなりました。お察しの通りそんなに美味しくなかったかもなお店は店名を出さない方針です。


④に続く…か…!?

続け!続け!続け!!!


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